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  4月30日(月)
今日は朝6時に目が覚めて、すぐにすべて自分で着替えをし、さっぱりしました。朝7時前には1週間目に当たるというので採血。8時に食事、10時過ぎ傷口の消毒をして、身体拭き。
病院はこのところずっと休みなのでいつもは超満員の一階も閑散として、どこかと思うくらいです。
あづみ病院新館の設置とともに1階にファミマがJAと連携して入り、その意味では細々したものを購入するには大変便利になりました。だれかお見舞いに来てくれると、病室で話をしているのも何だからファミマのレストコーナーに行っては、コーヒーを飲んでいます。

さてと、南北朝鮮の首脳会談に関わって、トランプ大統領のあるツイッター書き込みが話題になっていますね。実際に読んでみるとなかなか面白い。よい高校入試問題ができそうなくらいです。


火付け役は菅野完さんなんですかね、まさに本質を突いた書き込み(4/29)がありました。

「トランプは文在寅とはtalkするけど、安倍晋三とはspeakなんだなwwww」

ホントにそうですね。しかも、なんでトランプが安倍に電話したかというと、米朝協議の進捗状況をinformするためというのだから、あべぴょんも可哀想。
何人もの人がトランプツイッターの訳を出しているけれど、talk(have a talk with)とspeak(speak to)の違いを鮮明にして書いているものがない。



  4月29日(日) その2
大型連休ということもあってか、家族のお見舞いもあちこちで見られます。私の方は、妻と息子が夕方来てくれていまさっき帰ったところ。
昨日あたりから友人達がやってきては「悪態」をついていく。M-1氏などは「手術をしなければならなくなったのは何の因果か?」とか「いつもの固い頭の方を手術した方がいい」とか言いたい放題。よっぽど暇をもてあましていると思ったか大量の本を置いていった。

今日昼過ぎにリハビリの担当者とコルセットの扱いの復習をしたあと、今後の歩行などの生活について話し合いました。その結果、比較的経過は良好なので、約1週間世話になったキャスター付き歩行補助器から卒業して自立歩行に移ろうということになりましたよ。
ベッドでの起き上がりも、院内の歩行も一日一日長くできるようになっており、お陰でパソコンにも向かっていられるというわけです。意外と退院も早くなるかもしれません。
22日と25日に携帯にメモを残していたので、一部を載せておきます。

4月22日
午後1時に病院へ。手術と術後について担当看護師から説明。その後、リハビリの部屋に行って筋力の検査など。
今後の見通しでは、退院後3週間車の運転ができないと言う。さらに3か月はコルセット装着というので暑い中大変。
しばらく風呂には入れないので、シャワーを浴びて、水分補給をしっかりして明日の手術に備えることにする。

4月25日
手術は全身麻酔だから途中経過はさっぱりわからない。23日、術後に気分はどうですかと聞かれてもただおぼろな意識の中で言葉が通りすぎて行くだけ。それでも個室に戻ってしばらくすると少しずつ感覚が戻ってきた。
24日にはもう歩く練習を始めるというので、頑丈なコルセット装着、おきあがる練習も。さすがに翌日はほんの少し歩いただけ。だが、今日は尿管もとれてコルセットの装着にもなれて随分歩けるようになった。
ただ難点はトイレ。コルセットをきつく締めているといつもと勝手が違う。しかも手がおしりに届かない。これは致命的な欠陥。なんとか改善の方策を見つけないと。腰の血ぬきドレーンも明日には取れそう。あとは感染症などに注意して気長に養生すること。



  4月29日(日)
今日も良い天気。外はとても暑そうです。息子が今回は一人で見舞いにやってきてくれて、午後から病院にくると連絡がありました。午前中は妻につきあって畑で一仕事のよう。


病院にいて、症状以外に悩ましいことは何かと聞かれれば、私の場合は食事と排泄の関係。良好な関係が崩れると入院は苦痛でしかなくなる。
病院食は改善されてきているとはいえ、大量生産で基本的に味付けは薄い。毎食、感謝しながら食べるというほどに心広く食事に向かえなくなりがち。
食べれば出さなければならない。寝てばかりいると、日常のようには食事-排泄のサイクルが回らない。完全介護になってしまえば、もはやそんな気苦労は必要ないのかもしれないが、それでも、自らの生き方の面でも介護する側の面でも「人間の尊厳」を軸に、食事ー排泄問題を深くとらえて対応することの重要性を考えてしまいます。

一昨日は寝ながらテレビで南北朝鮮の首脳会談の様子を見ていました。
多くの識者同様、私も手放しで今後の展開に期待してはいませんが、しかし和平への歴史的で重要な一歩が踏み出されたという思いで感慨深く画面に見入っていました。
それにしても、金正恩の何という不敵な面構えと臨機即応の行動。文在寅大統領との自信に満ちた対応には舌を巻きましたね。外交戦略という点では安倍晋三など足下にも及ばない「頭のよさ」を備えていると思わされました(もちろん、その「頭のよさ」は倫理観や道徳観という問題とは別です。何しろ国内では冷酷な抑圧と個人独裁の張本人なのですから)。
仮にそうだとしても、今回の首脳会談は国際的な世論と圧力、正当な要求が、それに耳を傾けざるを得ない情勢を生み出してきた結果だということを忘れるべきではないでしょう。一歩一歩着実に朝鮮戦争の完全終結と和平条約の締結、朝鮮半島の非核化に向けて成果を出していってほしいと願わずにはいられません。

南北、米朝の首脳会談について、日本政府は何らの役割を果たすこともできず、むしろ「相手にせず」と蚊帳の外に置かれてきたことはどのメディアでも指摘されていることですが、それは果たすべき政府としての戦略もなく、ただアメリカに盲従してきたことへの必然的な帰結でしょう。
その政府の国内的な破綻が、財務相もりかけ問題でも、防衛省日報問題でも、アベノミクスでも、その他の部署でも一気に吹き出してきているというわけ。
政府の矛盾の先鋭的な現れはもうひとつ、沖縄辺野古での基地建設問題にも見られます。下のような構図をこれまで見たことありますか。米軍基地ゲート前で抗議行動を行う数百人の沖縄県民をそれを上回る機動隊・警備会社社員が包囲し排除する(27日)。


23日から始まった「辺野古ゲート前連続6日間500人集中行動」、最終日の28日には1500人が集結し県民の底力を見せつけました。
辺野古の海の底がどれだけ地質的に不安定だろうと、サンゴ・ジュゴンなどをはぐくむ海の生態系を破壊しようとお構いなし。
米軍三沢基地所属のF16からの超低空飛行コクピット映像をこれ見よがしにYoutubeにアップする米軍の感覚。映像をよく見てみると、地形の凹凸に沿って地表すれすれに飛んでおり、これは訓練というよりゲーム感覚。他国の住民への配慮などというものはさらになし。


沖縄では、こんな光景は日常茶飯事であって、とりあげるだけ無駄な気持ちになるのですが、米軍にしてみればオスプレイの訓練空域の日本全土への拡大にともなって、いよいよ日本全土沖縄化に踏み出してきたという実感がわきます。
朝鮮半島での一触即発を避け、防衛ラインを日本列島ー琉球列島線(第1列島線)に置く米軍の戦略にひたすら従う安倍政権にとっては、朝鮮半島で何が起こっても無策にならざるをえないということなのでしょう。



  4月28日(土)
妻が病院にパソコン(沖縄で使っていたもの)を届けてくれ、ようやくネットに接続してブログを更新することができるようになりました。
病院では申請さえすればワイファイが自由に使えるのでその点は助かっています。今後バラの会の活動などで役員のみなさんと連絡を取り合うことも多くなるだろうからです。

手術は23日の午前9時からでしたから、丸5日経過し6日目に入っていることになります。すでに傷口に差し込んでいた血抜きのドレーンも抜けて抗生剤の点滴も終わり、あとは傷が癒えるのを待って、歩行訓練などリハビリを定期的に行うこと。
今のところ、経過は順調のようです。「ようです」としか書けないのは、まだそれほど歩くことが出来ないために手術前の症状が再び現れるのかどうか確実には判断できないからです。
ひどかった左腰から左足にかけての痛みは今のところ消えて、ずっとこのまま痛みがなくなってくれればと願うだけ。
大きなコルセットをつけているので、不便この上ありません。このコルセットは3ヶ月ほども着けていないといけないと言われており、そのうち1ヶ月半ほどは車の運転も不可。入院は3週間ほどだとしても、その後が大変です。
畑仕事は妻に任せっきりだし、毎日のように届け物をしてもらっているので、妻には頭があがりません。私のすべきことはしっかり養生することだけですから、しばらく甘えることにしましょう。

MNEMOさん、もう片方の目も手術は難しかったものの大成功だったようで、すっきり・くっきりとした視界を回復したとありました。ほんとうによかったです。これで心置きなくバンドの活動に専念できることになりますね。



  4月22日(日)
病院へ行く準備も終わり、ちょっと時間があるのでパソコンを開きました。MNEMOさんのブログには心こもる応援の書き込み、ありがたく読ませていただきました。しっかり養生し今後の活動に備えます。
過去に外科的な手術を何度も受けているので、特別に構えているとか緊張するとかと言うことは全くなく、すべて担当医にお任せという楽な気持ちでいます。時間がすべてを解決してくれるでしょう。
それにしても病院にいると、どうしてこうもよく眠れるのかというくらい寝てばかりです。昼寝ると夜眠れなくなるなんてことは一切なく、いつもうつらうつら。多分、日頃の畑仕事などで疲れた身体が休めと言っているのだろうと考えて、成り行きに任せています。
入院は、一応2週間の”予定”なので、このブログが再開できるのは多分大型連休明けとなりそうです。

話は変わりますが、災害関連の先日テレビを見ていたら、「スフィア・プロジェクト」「スフィア基準」という言葉に出会いました。災害時に人道的な支援、人道的な避難生活を送るための国際的な最低基準のことです。
この国がジェンダー問題でいかに国際的な後進国であるかは今日のニュース番組でも触れられていましたけれど、災害時の支援活動においても同様のことが言えます。
国際的にこうした基準が定められ、難民キャンプの運営や大規模災害での神事に真剣にこの基準が視野に入れられていることを初めて知り不明を恥じたことでした。プロジェクトに関するレポートは結構長いものなので、退院後の静養時にしっかり読み込んで、地域での防災活動に生かしていこうと考えています。
昨日も、地域自主防災会の事務局長と話し合った際にそのように提案して、私がレポートについて研究してとりあえず役員会で報告するということにしました。



  4月21日(土)
よい天気が続いています。今朝はちょっと冷え込んだものの、気候は例年ではちょうどゴールデンウイークの頃のよう。木々は新緑に覆われ始め、水田には水が入り始め、日が沈む頃からはカエルの大合唱。これは田舎でないと聞けない大音響でしょうね。なにしろすごい。
きのう種苗店に電話してネギを注文しようとしたら、今年は例年より10日か20日ほど出荷が早いのだとか。ところが、いつもなら水路に水が来ていてもいいはずなのに一向に来る気配がなく、水田に水が入るのも例年よりむしろ遅いくらい。これはまた一体どうしたことなのでしょうか。
それはともかく、一年で最も明るく、すべてが輝いて見える季節です。




19日の信濃毎日新聞コラム欄に、1933年に大阪で起きた「ゴーストップ事件」を引き合いに、先日自衛隊幹部の小西民進党議員への「お前は国民の敵だ」「お前の国会での活動は気持ち悪い」という暴言に、「陸軍一等兵の亡霊が歩いているかのようだ」との痛烈な批判が掲載されていました。

この事件のあらましはつぎのようなものです。
大阪市北区天神橋筋6丁目の交差点で赤信号を渡った中村一等兵を戸田定夫曾根崎交通巡査が注意、口論となり派出所内で殴る蹴るの暴力沙汰となってしまったのでした。
中村一等兵は、そこで謝ればすんだところを「何ら手出しをしないのに巡査に殴られた」と主張、戸田巡査の主張と真っ向から対立。それまではケースバイケースで処理されていたこの種の事件も、このときばかりは軍部が「皇軍組成の一分子に対する警察官の不法暴力事件で皇軍感情に関する重大問題」として強硬に主張し、第4師団対内務省の争いにまで発展し膠着状態のまま推移します。
最後には、天皇のツルの一声で解決に向かうのですが、結果は警察の軍部への全面屈服。「警察が軍部に屈服してからは、国内では軍部にたてつくものはいなくなり、あとは軍部による戦時体制が着々と築かれていく」(前坂俊之「太平洋戦争と新聞」講談社)ことになります。
皇道派青年将校らの無軌道な行動はエスカレートし、後に1935年の永田鉄山軍務局長殺害事件、2.26クーデター事件へと発展、言論界もほとんどその使命を果たすこともなくなり、戦争への道を加速させていくのです。

「国民の敵」という言い方は言葉をかえれば「非国民」ということ。百田尚樹が「朝日新聞は日本の敵だが、そんな売国新聞を支えている朝日の読者も日本の敵だ」とツイートしたことを想起させます。
ところがコラムによれば、ネット上にはこの自衛官を支持・激励する意見が飛び交っているのだといいます。私もこの手の書き込みを数多く見かけました。
国民の中には災害救助などで奮闘する自衛官に感謝している人も多いだろうし、この国を守るために日々訓練しているとして誇りに思っている人もいるでしょう。しかし、その反対に安保法制後の自衛隊が憲法上問題であると感じる人もいるし、日報問題で露呈したようなシビリアンコントロールに疑問を持つ市民も多い。
安倍政権を支持しなければ「国民の敵」とでもいいたいような言説が現職自衛官から出てくることは極めて危険な兆候、私自身は、財務省事務方トップのスキャンダルよりもはるかに深刻な問題として、この問題への扱いを見ていかなければならないと考えています。

さて、明日からまたしばらくこのブログお休みします。病院で書けるようになったらまた再開することにして、とりあえず治療に専念です。



  4月18日(水)
今日は朝から妻とともに病院に行き、主治医から手術の要領などについて説明をきき、コルセットの型取り、口腔ケア、入院のオリエンテーションなどを行ってきました。
予定通り入院は22日。手術は23日午前ということになりました。
造影剤を入れて撮ったCT画像は、素人目にもひどい状態で、よくこれで普段の生活ができているなと思われるほど。とりわけ腰椎3,4、5番にずれも見られ、さらにS字カーブが逆になっているところもあるという散々な所見。
一回ですべて解決できるとは思わないほうがよいというので、とりあえず最も重症と思われる箇所を解決することに全力を挙げようということになりました。

その帰り、久々に妻と昼食でもとクラフパーク内の食堂に向かう途中、昨日来の雨もきれいにあがって青空が広がって白い雲がポカリポカリ。
見ると、白い固まりのような雲がいくつも連結して伸びている。私は春の雲だなあと思ってみていたら、妻が「あなたの腰の骨のようだ」とぽつり。そう思ってみると、さきほど説明を受けたあの背骨の骨にそっくりでした。なんと言うことだ。


周りをみると、もう新緑の季節。この10年で2週間ほど季節が早くなっているような気がします。ところがまだ田んぼには水が入らない。いつもならとっくに入り始めているんだが・・・。
一昨日のこと、妻と畑から夕方戻ってくると、我が家のすぐそばでカーブを曲がったあたりに何か大きな動物がいる。ニホンカモシカでした。
トコトコと道路に出てきて、向こうから来た車とぶつかりそうに。その車の運転手、さぞびっくりしたことでしょう。しばらく何だあれはというように車を止めて様子を見ていましたから。
カモシカは我が家から田んぼを挟んだ向かい側の家の裏に駆け込み、どうやらその竹藪の中に潜んでいるらしい。このまま下に降りていけば山に戻れなくなってしまうと思い、私は下側から藪に近づいてみました(妻は山側に)。すると、竹藪の中にいたいた。子どもなのか成獣なのか、よく判断できませんでした。若いカモシカのような気はしましたが。角あるのでオスですね。




「おーい、そんなところにいないで、山に帰りなさい」と呼びかけたら、危険を察知したのか、山の方に向きを変えてトコトコと田んぼのあぜ道を走っていきました。妻は自分の方に来ないかとドキドキしたと言っていました。
裏手の東山の向こう側で大きなカモシカを見たことがありましたが、こちら側では初めて。シカやカモシカが餌を求めて里に下りてくるのでしょうかね。熊でなくてよかった。



  4月14日(土)
熊本地震から2年がたちました。2年前、道の駅ハーブセンター前で被災地支援に取り組んでいた頃を思い出します。
まだ万単位の人々が避難所生活を余儀なくされており、生活再建のメドも立たない人がいまだに多数取り残されていることが報道されていました。
全壊した家屋を再建することを決めて、そのための費用のほんの何パーセントにしか満たない支援金を受ければ避難所には入れない、孤立した生活の中で孤独死をする人が後をたたないなど、ここでもこの国の政治の貧しさを象徴するような出来事が数限りなく生じています。

一方、トランプが英仏ととともにシリアへのミサイル攻撃に踏み切ったというニュース。ロシアの批判は、にわかには信用できませんが、それでも第3者を交えて事実関係を精査することなく国連での議論もなく拙速に攻撃に踏み切ったことは許されることではありません。また、過去にピンポイントといいながら市民を巻き添えにした攻撃を行ってきたアメリカですから、今回もどんな被害を及ぼしたか計り知れません。
暴力の連鎖を止めるためになすべき外交手段を講じることなく、大国の思惑だけで介入をつづけて事態を一層複雑にし解決を遠ざけるやり方は即刻やめるべきです。ところが安倍政権は「(化学兵器の)拡散と使用を許さないとの米英仏の決意を支持する」「(軍事行動について)これ以上の事態の悪化を防ぐための措置と理解している」とアメリカへの全面的な肩入れ発言。

国会前では、今日安倍政権の退陣を求める大規模な集会が3次にわたって開かれ主催者発表ではのべ5万人の市民が詰めかけたと報じられていました。
MNEMOさん、集会への参加お疲れ様でした。「空しいですよ、レベル低すぎることでの抗議」という気持ちよく分かります。全くです。
こんな劣悪な政治の状況を見せつけられて、成長ざかりの子どもたちへの悪影響は計り知れないものがあります。教師が質問して生徒に「記憶の限りではわからないので、答えを差し控えます」などと答えられたらどうするんですかね。
下の写真は毎日新聞から拝借。


もっともっと怒りを行動に表してよい状況です。国民をなめきり、行政をゆがめ、国政を私物化している安倍政権などはとっくの昔に倒れてもいい政権ですから。
あまりにおとなしいこの国の状態を「馴化」などという心理学用語で解説するお方もいるようですが、ある意味あたっているかもしれません。しかし、そんなことすら言っていられる状態ではないでしょう。
若者の政権、自民党支持率が落ちないことが今ひとつ政権支持率を下げない要因なのだという見方もありますけれど、労働法制の改悪1つをとってみてもこの政権が若者の生活を向上させる政策など打ち出せるはずもないことを日々明らかにしているのではないでしょうか。
もちろん、それではそれに変わる政治は何なのかという問題では、野党の中での政策的な合意が必要であり、ビジョンを示して政権を取ることが求められていることは言うまでもありません。
内閣打倒は当然のこととしてそれに変わる政権構想が必要となるわけですから、安倍退陣を求める運動のなかでその方向への機運を高めることが大事です。

こうした動きに焦りを募らせているのは安倍政権・自民党だけではありません。ネット上ではチャンネル桜などが「頑張れ安倍首相」「安倍首相は何か悪いことをしたか」などとグチに近い雑言を散らす一方で、沖縄と同じ構図で国会前に集まっているのは「反日左翼」とそれを応援する朝日新聞、毎日新聞、東京新聞・・・といったデマをさかんに流しています。
たとえば、今日の国会前大行動に対抗して「4.14 頑張れ安倍政権!さらば反日左翼!日の丸国民行動」と題する動画では極右の連中が登場、具体的なモリカケ疑惑の証拠の数々については一切触れず、朝日などへの総がかり行動委員会の意見広告にかみついて「どこからこんなカネがでているんでしょうね」とまず思わせぶりに話し始め、「佐川前理財局長が真実を語らなかったと書いているが、それじゃ朝日は佐川が嘘をついていたとの断定的な広告を載せたことになる」「安倍政権で日本がようやく持っている」などと息巻いていました。逆の意味で「おもしろい(=馬鹿馬鹿しい)」対談ですから、ひまつぶしにちょっとのぞいてみるのもいいかも。時間の無駄か・・・知性のカケラも感じられないこと請け合いですから。
その下の書き込みには「加計獣医大学の教授(注:客員教授)に、ケント・ギルバート・上念司の両氏が任命されました。学生の皆さんに正しい歴史観を教えて欲しい」などというのもありましたよ。教えられた方がたまったものじゃない。
これはLITERAでも報道されていましたからご存じの方もいらっしゃるでしょうが、右は朝日が面会記録の中身を報じた次の日4月11日、上念司氏がツイッターで拡散した書き込み。読んでいる方が恥ずかしくなりませんか??
加計学園、なんともすさまじいことになっています。はびこるのは情念だけ、常識欠け学園としか言いようがないね。

今日は、私の父の祥月命日。朝つんでおいたスイセンの花を供えて二人で手を合わせました。昼は強風が吹き荒れ、夜半からかなり激しい雨に。
午後から松本でのこどもじゅくに参加。ちょっと生徒は少なかったけれど、新年度になって来る子が増えてきているので来週辺りから忙しくなるのではないでしょうか。



  4月13日(金)
MNEMOさんからブログ上で心こもるお見舞いをいただきました。有難うございます。
ごらんの通り本人はいたって楽観的で、「何とかなるだろう」式で過ごしています。普段なにもしないでいればどこが悪いかと思うような状態ですし、畑に出ては入院前にしなければならないことをまだやっている途中なので、あまり大きな声では「入院します」などとはいえないのです。
MNEMOさんも、もう片方の目の治療が待っているのですから、お互いに現代の医療水準と担当医を信じて治療に専念しないといけませんね。

さて、連日報道されているモリ、カケ、日報、セクハラなどをめぐる状況はまさに異常事態。こんな政権がまだ続いていること自体、この国のレベルを示しているのではないでしょうか。海外からは、好奇と嘲笑の目で見られているに違いないと私には思えて仕方がありません。
安倍さんは、来週アメリカに行くというのですから、まあトランプさんの前ではお互い様というか、同病相憐れむというか、同じ穴の狢のようなところがありますから安心なのでしょうけれど、それにしても現在の政治状況はひどすぎます。

第2次安倍内閣発足時に首相秘書官を務めた柳瀬唯夫経済産業審議官、話題の福田淳一財務事務次官は、お二人とも東大法学部から官僚への道へ進んだキャリア官僚。高級官僚のすべてがこうだというつもりはさらさらありませんが、現在問題になっているこうした方々の言動を見るにつけて、社会的な常識や職業に対する倫理観などについて疑わざるを得ない人が多すぎる気がします。

それにつけても、私自身の学校現場での経験が思い出されてなりません。
戦後の「民主教育」と言われる中でも、学歴偏重の能力主義の壁はいささかも壊れることなく、むしろ戦後の文教政策の逆流の中で助長され拡大されてきた側面がありました。
その学校の1学年を300人くらいだとしましょう。学力テストの結果上位20人くらいは当然のように東大をめざします。またそのように進路指導が行われます。なぜなら東大合格者がその高校のランクに直結するからです。
そのうちの最上位は理V(医学部)、その下が理T、文Tと言った調子。20位以下は200位くらいまで国公立の偏差値に従ってきれいに輪切りされ、それに応じた進路選択するように誘導(つまり本人もそのように考える)されます。
もちろん中には、自分の希望に従って東大ではなく京都を選ぶ子もいれば、1浪を覚悟で無理な進路選択をする子もいる。しかし全体としてみれば、大学は偏差値でランク付けされ、学力テストという基準のみで進路が選び取られていく仕組みが強固にできあがっていました。「頭のよさ」だけで人間としての社会的価値があると認められるこの構図は、現在でも基本的に変わってはいないでしょう。

1960年代までは仮に「輪切り」があったとしてもまだ大学の中で学生達自身が切磋琢磨し社会的な意識を高めたり議論を深めたりする空気がありましたが、1970年代はじめにいわゆる学園紛争が終息した後は、次第にそうした空気は薄れていきます。その結果、社会的な常識や規範意識はいっこうに育たないままで社会に出て行くという傾向に拍車がかかったのではないでしょうか。長野の地元の某代議士の言動を見ても似たような感想を持ちます。
安倍一強の緩みとか奢りとかといわれる問題ももちろんあるでしょうが、問題になっている彼らの言動には官僚や政治家たちの生い立ち、とりわけ教育環境が色濃く投影しているのではないかというのが私の見立て。つまり、戦後教育の能力主義・国家主義のゆがみが現在の政治のさまざまな局面で噴出しているのではないのかということです。



  4月12日(木)
10日午後から脊髄に造影剤を入れてCTとレントゲンをとって、そのあとはひたすら頭を上にあげ水分をたくさん取って寝ているだけ。
造影剤を入れた直後は下半身が痛重い感じがしたものの副作用もなく無事3日間が過ぎていきました。造影剤検査もその後も担当の医師がきちんと指示をし丁寧な対応をしてくれていたので大変安心でした。
「ボルトで止めなくてもいいかもしれないね」とCTの画像を見ながら担当医がつぶやいていたのが記憶に残っています。
このあとは18日に手術のための説明と固定するための型取りなどがあり、22日に入院という手はずになります。どのくらいの入院になるのかを聞いたところ、ほぼ2週間だということでした。もちろん退院してからもリハビリなどがあるでしょうから、全治1ヶ月というところですかね。まずはその2週間をなんとか乗り切ることが大事です。

今回は検査だけだったので、10時頃に妻に迎えに来てもらい荷物を家に置いたあと、2人でバラ園に向かいました。今日は定例作業の2回目。水場の整備はすでに終わっていて、みんなで除草をしている最中でした。13、4人も集まると作業にも張り合いが出ますね。
バラ園内は、芝桜が咲き競い、先日植えたパンジーが色とりどりの花をつけて華やか。すっかり明るくバラも新芽を伸ばしていました。
私自身は今日はもちろん作業らしい作業はせず、もっぱらそのあとのお茶会でみんなの話を聞いて過ごしました。しばらくは作業も出られなくなるので、来週までは真面目に出て引き継ぎだけはしておきたいと考えています。








  4月10日(火)
少し時間があったので、しばらく机に向かっています。
今朝は寒かった。夜中にあまりの寒さに思わず電気毛布をつけてしまった。おかげでしっかり暖まることができました。
放射冷却なのでしょう、霜注意報が出ていたくらいですから。その分、今朝は4月の陽気。気持ちのよい晴天です。
昨日、はじめてウグイスの鳴き声を聞きました。しかしまだ練習不足なのか「ホーケキョキョ」としか鳴けない。今朝も同じように鳴いていました。桜は今が満開。池田にもこんなに桜があったかなと思わせるほどです。病院から出てくる3日後にはもう散り始めているんでしょうかね。


さて、テレビでは連日のようにアメリカの球団エンジェルスで活躍する大谷翔平選手について報道。過熱気味です。
周りの過熱とは対照的に自分の目標に向かってひたすら精進し全力を尽くす彼の姿は本当に賞賛に値する。あの童顔と素直な性格がいいですね。
私は、少年時代に草野球をして民家のガラスを割っていた経験はありますが、とくにひいきの球団があるわけでも、プロ野球を観戦することもありません。それでも妻につきあって甲子園での高校野球を見ていると、準決勝までの智弁和歌山の熱闘などはスポーツの面白さ、すごさに気づかせてくれましたね。
将棋の藤井聡太くんや大谷翔平選手を見ていると、こうした若者が登場する現代の若い世代の可能性を感じさせてくれます。いまのところスポーツや芸術などといった分野ですが、その可能性はあらゆる分野で現れているはず。否定的に捉えられる「若者像」ですけれど、そう捨てたもんじゃありませんね。

京都府知事選挙で「つなぐ京都」の弁護士・福山和人候補が44.1%の得票率で大健闘。相手は自民・公明・民進・立憲・希望の相乗り。基礎票は8対2と言われていたのが、蓋を開ければ立憲民主支持層の6割が福山氏に投票、無党派層の過半数も福山氏に投票したといいます(京都新聞)。
得票では及ばなかったとはいえ、地域の課題を根本的に解決する方向、みちすじがどこにあるのかを端的に示してくれた選挙ではなかったかと思わされます。また、京都での政党支持率もまたこれからの政党のあり方を示唆しているとも感じます。

では、行ってまいります。



  4月9日(月)
今日もまた強い南風がふいて、離れの畑の隣接したキュウリハウスのビニールが大きな被害を受けて手がつけられない。今日は共済の方が持ち主から連絡を受けて被害状況を見に来ていました。
そのハウスの持ち主の曰く「何十年キュウリを栽培しているが、こんな風での被害は初めて」。雨はほとんど降らず、風ばかり。なんとも不気味な天気です。

私は明日から3日間、検査入院です。いろんな書類を書き込まなければならず、結構大変。明日は10時半に病院に行き、脊髄造影剤を注入して手術の手順を確認する作業。「2日目はなんにもすることがないので、本でも持ってきてください」と担当医が笑って言っていましたから、この3日間はたいしたことはないはず。
今回はパソコンは病院には持ち込まないので、このブログはしばらくお休みします。



  4月6日(金)
朝から強風が吹き荒れ、庭先の軽いものはすべて飛ばされてしまうので、始末におおわらわ。
10時頃から畑に行って作業をしようとしたものの、畑はあづみ平の真ん中なので南風の通り道。しかも両側にハウスがあってその間を風が吹き抜けるものだから、風の強さはただ事ではありません。
「わ〜、吹き飛ばされそう!」と妻。「え〜〜っ?あんたが」と私。これってセクハラかな。
ハウスの持ち主がキュウリの栽培のためにビニールを張り始めたのに、一部が風にめくられてひどい状態に。それでもこの風では直しようがありません。
我が畑もマルチが剥がれそうでたくさんの石で押さえてなんとか急場しのぎ。それにしても、風速は30メートルぐらいかと思うほど、台風でもこんな風はありません。
結局風対策をしただけで、早々に引き上げてしまいました。まだ背の高いものがない時期だったからよかった。このあと、明日にかけて本格的に雨になってくれれば、明日・あさってでマルチをして植え付けの準備ができます。
午後遅くになって、風向きが次第に変わってきて寒くなってきました。低気圧の中心がどうやら通過していった模様です。

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直近の世論調査(報道ステーション=Poll調査 2018年3月)で、政党支持率は次のようになっていました。
自民 40.3%、立憲民主 16.2%、共産4.9%、公明3.8%、民進3.7%、希望0.9%、維新1.1%、社民1.3%、支持政党なし26.7%・・など。
鳴り物入りで民進が合流しようとした(一部合流した)希望の党は、すでに見る影もない。その希望の党が、4月4日の役員会で民進との新党協議に入ることを決めたといいます。朝日新聞は「四分五裂する懸念も消えない」と冷ややか。
それもそのはず、「大きな固まりをつくる。寛容な改革保守の政党をつくる」(玉木代表)と口では言ってみても、結局は議員だけの数合わせ、寄せ集めの「合流」にすぎないのですから、そもそも政党としての体をなしていません。「分党」などとさも「協議離婚」のように描いていますけれど、政党助成金をいかに都合よく分けるかという話。そのような集団に人々が政党としての魅力を見いだせるはずがありません。

立憲民主にしても、京都府知事選挙では自民党・公明党と相乗り。
3日の京都新聞は、自・公・民進、立憲、希望相乗りの西脇候補が優勢と伝えてはいるものの、「調査時点では4割の有権者が投票先を決めておらず、前回過去最低だった投票率の動向や終盤の戦いによっては情勢が変わる可能性がある」「『相乗り』については『理解できない』が45.9%で、『理解できる』の42.0%を上回った」と書いています。
それはそうでしょう。いくら国政と地方政治は違うといってみたところで、地方の保守系候補者が有権者に訴える一番は「中央とのパイプ」なのですもんね。
「改ざん、隠蔽の中央政権とのパイプなんていらない」「必要なのは府民とのパイプだ」というのは普通の感覚ですから、立憲などへの批判は大きく、福山候補への支持が急速に広がっているのもうなずけます。
内田樹さんは「京都府知事選に寄せて」で、福山候補を応援して「現在の日本が危機的状況にあることを自覚しており、崩れつつある統治システムを再建することの緊急性を理解している人が首長になるべきだ」と強調、「政権与党の推す候補者は、その人が個人的にどれほど能力が高かろうと、見識があろうと、安倍政権がこれまで五年間行ってきた政治を『それでよかった』『これで正しい』という判断に与したということです」と手厳しく相乗り候補を批判していました。
応援弁士としては元文部官僚の寺脇研氏や元学術会議会長の広渡清吾氏などの姿も見えました。
日刊ゲンダイは「ネックは前原氏 京都府知事選で与野党相乗りのドッチラケ」と題して、共産嫌いの前原氏の存在が野党共闘を不可能にしたと分析、「京都はもともと革新勢力が強い地域。これだけ内閣支持率が落ちている今なら、野党共闘で自公系候補に圧勝した可能性が高い。前原氏という男は、つくづく罪深い存在だ」と半ばあきれ顔の評論。
それなら、府民のためにどの政党が最もスジを通し、最良の候補者を府知事に押し上げるのか、目にものを見せてくれようではありませんか。政党の劣化を実証しているような「中間政党」の姿は、自公とともに大変見苦しいものですから、この際ご遠慮申し上げるとして。



  4月5日(木)
バラの会の初例会。「慣らし運転だから、ほどほどにしておこうね」と言い合いながら1時間ほど作業、そのあとはおしゃべりがまた1時間ほど。好天に恵まれて、園内の整備(掃除、草取りなど)に精を出しました。
10時開始の予定だったのですが、今日は小学校の入学式だとかで、ジジ・ババも動員されているのか早々と帰っていった人が何人か。10人ほど集まったものの、終わりには6人になってしまいました。

酷寒にもめげないで雑草だけは元気。この陽気が続けば瞬く間にバラ園を席巻してしまいそうな勢いです。バラは全体として昨年並みですが、そのうち何本かは枯れているのがあるので、植え替えが必要。昨年と同じような樹勢を保つのは容易なことではありません。




さて、このところ政治がらみの問題はほとんど触れてきませんでした。訝しく思っていらっしゃる方もいるのではないかと想像しています。書けばどうしてもどこかでみたような評論になってしまいそうだし、さりとて言いたいことがないわけではない。こんなひどい状態をそのままにしておく訳にはいかないと思いつつも、ありきたりのことしか書けない自分にも非力さを感じつつ、農作業の忙しさに紛れて、逆にありふれた日常の報告で終わってしまっていました。

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米軍横田基地にオスプレイがやってきましたね。隣接するかまたは非常に近い福生、八王子、武蔵村山、青梅、日野、相模原、町田などの各市の上空(米軍横田空域)は日常的に騒音・低周波に悩まされることになるのではないでしょうか。事故の危険が高まっていることは言うまでもありません。
横田に配備されるのは空軍仕様のCV22オスプレイ。単に輸送だけではなく過酷な特殊作戦任務にあたる航空機ですから、事故率は海兵隊仕様のMVよりも高くなるのも無理からぬことです。
それに輪をかけて問題なのが、構造が複雑なために整備が追いつかないこと。MVの場合は、米海兵隊が運用する300機のうち、過半数が整備が追いつかずに運用不能に陥っているというショッキングな証言が米議会でありました。相次ぐ部品落下などがこうした実情に無関係とはとても思えません。
機体の重さの割にプロペラが小さく揚力不足のために機体のコントロールが困難、オートローテーション機能を持たないなどは、どのような理由をつけようが構造的欠陥なのです。
米軍では、飛行士、整備士ともに深刻な人員不足に直面していると言われていて、結局整備不十分なまま実戦配備される危険がいつでも起こりうる。単に都会だから危険だとか、オスプレイだから危ないというレベルの話ではないのです。
写真上は毎日新聞動画、下の横田空域は矢部宏治さんの記事より。







  4月4日(水)
連日の畑仕事でぎっくり腰になりそうな気配。ゆるゆるとやっているのですが、あまりに暖かくなるのが急速なので待っていられない作業が次々と出てくるのでこまります。
昨日は入院前の検査(血液、心電図、レントゲン、肺機能など)。医者は「やるなと言っても農作業はやらなくちゃいけないからね」「手術の支障になるような問題は何もないね」と結構親切な物言い。農作業についてドクターストップをかけるような言い方はしなかったので、ちょっと甘えています。
というわけで、午後から友人から勧められた「チョロギ」の苗植え、今日はポットに種まき・・・とまあ、病人らしからぬ毎日です。それはともかく、とにかく雨が降ってほしい。


昨年は15日あたりが桜の満開でしたが、今年はもう桜が満開になりそう。山桜とソメイヨシノが一緒に咲くなんてこれまで果たしてあったのかどうか。今年は一体どうなってしまったのか。梅、桜、桃、サンシュユ、こぶし・・・周りじゅうで花が一斉に咲いています。
今日の午後は作業はやめて、近くの花の写真を撮りに出かけました。東山沿いは梅と桜の競演、庭先にはスイセン、芝桜・・・いい季節です。
























  4月1日(日)
一週間も晴天が続いて畑はカラカラ。昨年から冬越ししたニンニク、タマネギ、ラッキョウ、エンドウなどが水を待っているだけであとはこれから植えるために準備中の土地だけですが、それでも雨が待たれる。稲の苗を植える時期には近くの水路に水が流れているので不自由はないのに、まだ水門が開いていない。農作物を作っていると、晴天にも限度があると身にしみて感じます。

さて、今日から4月。妻は年金者組合の旅行の下見でお出かけ。私は夕方松本で仕事があるので、それまでは休養日です。泥だらけの軽トラを掃除して、久しぶりにこざっぱりとしました。あまり手をかけていないのに家の周りでは黄色が全開。レンギョウが咲き始め、スイセンも多分いつもより早く花を咲かせています。去年より10日あまり早いようです。




去年実をつけて冬の間に黄色くなり始めたレモンがちょうど食べ頃に。小ぶりですけれど、レモンはレモン。今頃実をつけているなんて珍しいのかな。
ついでに去年たくさん出た椎茸がまたちょっと顔をのぞかせています。こんな寒い中でもよく出てくるものです。




飼い猫のハルちゃんは、暖かくなるにつれて行動範囲が広がっているのか、外に出ている時間が長くなっています。土の上でコロコロするので、砂や枯れ葉にまみれて汚いこと。吹いてやろうとタオルを持ってくると気配を感じただけで逃げていきます。


新年度になって、こどもじゅくに通う子どもたちも入れ替わりが。いろんな条件の家庭の子どもたちがいますから、対応するスタッフがこのところ不足気味。
子どもたちにとっては年の近い学生は頼りになる支援者です。学生のみなさんもまた年度替わりで来られなくなるケースが多くなっており、新しいメンバーの応援が是非とも求められるところ。世話係のKさんから下のような学生募集案内が届きました。
このブログを読んでくれている人に学生のみなさんはほぼいないとは思いますが、もしもということもあるし、お知り合いの学生もいるかもと一縷の望みをつないで募集チラシを下にリンクしました。連絡を待ってます!!







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