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7月31日(土) 晴れ     土曜ダブルス表彰式   

土・日ともなると予定がぎっしり。今日もつまっています。ついつい家のことを後回しにしてしまうので、いつものことながら草も伸び放題です。これはまずいと少しだけ早く起きて草むしり。暑くてもあまり汗をかかない私でも流れるほどの汗をかきました。終わってみるとなんと体重が2キロも減っていました。すごい蒸し風呂ですね。
今年は野菜ものが全滅。ゴーヤーだけがなっています。忙しいので棚をつくるのを省いてしまい草や木くずを積んだところに這わせてみました。なり具合がわかりにくいのでやっぱり棚が必要です。出来たものを友達に配るのも楽しみの一つですので、午後からの行動の時に持っていきました。
演劇鑑賞会の例会も間近になりいよいよ追い込みです。家庭訪問をして例会参加者を増やそうと努力するのですが難しいです。何とか成功させたいと気ばかり焦りますが次の予定があるので、後半の人にバトンタッチしました。


今度は趣味のボーリングです。毎週やっているリーグ戦の最終マッチです。いよいよ結果がわかるかと思うと力も入りますが、ダブルス戦の難しいところはチームワークです。一人だけよくても結果につながりません。結局5位に終わってしまいました。「楽しく」がモットーですので勝敗にはこだわらないとはいえ、出来れば入賞したいですよね(一回だけ優勝しました)。それでも個人表彰なども合わせたら大きな副賞があたりました。大会終了後表彰式があり、引き続き懇親会がありました。にぎやかにボーリング談義をしながら、飲んだり食べたり。これも楽しみの一つです。夕方から勤務があるため残念ながらゆっくりも出来なかったのですが、ぎりぎりまで楽しんできました。


7月30日(金) 晴れ     新聞斜め読み   

台風10号のニュースで和歌山県串本町の様子を写し出し明日上陸の恐れと伝えていましたが、富山は風一つありません。今日も35度の暑さでした。
今日は「こばと会」の定例会です。暑いときはビアガーデンで冷たいビールを飲みたいと思うのですが、この会は飲めない人が多いのでそちらの方には目が行きません。ホテルで美味しい洋食を食べて来ました。いつも粗食ですので、久しぶりに食べたという実感が味わえました。
帰ってきて新聞を読んでいると気になる記事が沢山ありました。
一つは公務員給与据え置きという見出し。人事院勧告に基づいて公務員給与は6年連続引き下げられてきました。据え置きというのは止まったということですので、喜ぶべきかもしれません。しかし仕事は増えて給料は下がるというのは納得できません。30都道府県で実施している寒冷地手当てについても、支給地域縮小や支給額の切り下げを勧告しています。
二つめは文化庁の「国語に関する世論調査」の結果です。意味を誤って認識している言葉が過半数とあります。「げきを飛ばす」の意味の誤解が7割もあるといいます。読み方も3階は「さんかい」派が増加。読み方が分かれる十語について尋ねたところ伝統的な読み方が減っているといいます。敬語の過剰も気にならない人が増えています。例えば世論を「せろん」「よろん」。どっちも間違ってはいないと思うのですが、日本語は一体どうなるのか。
第三に、県内では、民主県連の谷林氏が参院選で議席を守れなかった責任を取って辞意を表明したとありました。
第四。小杉町では、市町村合併問題をめぐり「リコール」が今日告示。5市町村合併から単独町制を守ると意思を翻した町長に対して、裏切り行為だとしてのリコール運動のようです。
富山も来年4月から「新富山市」に移行することが正式に決まったと発表しました。富山市と婦負郡など7市町村が合併するのです。大きな市に移行すれば福祉をはじめすべての行政が低い方に改悪されるのは目に見えています。そんなに大きいものが良いのでしょうか。小杉町の他に八尾町も単独町制維持を表明したので批判が出ています。黒部市長選も30年近く無投票だったのに今回初めて3候補が立候補しての選挙戦になりました。「黒部に新風と元気を」と各候補頑張っているのは良いですが、やはりここでも合併問題が出ています。8月1日が投票日です。住民の審判はいかに。
最後に政局がらみの記事。自民党の橋本元首相が辞任を表明する意向を固め後任に富山県が生んだ代議士綿貫民輔氏が選ばれました。これを知らされてバンザイと叫ぶ人もいたということです。県内から有名人が出ることは県民にとっては名誉なことなんですね。これらは今後も目の離せない記事です。


7月29日(木) 晴れ     故郷の味をありがとう   

連日の猛暑。暑い、暑いと言っても仕方ありません。夏は暑いので当たり前です。夏が涼しいと、冷夏で困るなどといいますね。人間、自分も含めて身勝手が多いです。いったいどんな夏がいいのでしょうか。
昼間用事で出かけたら、車の中は50度以上もあるかと思うほどでハンドルも触れない状態でした。田舎を走っていると、和風つくりの家ですだれがかかり風鈴がなっているのを見かけました。気分だけでも涼しくなりました。視覚に訴えるのも一つの方法ですね。
そういえば昔は玄関の打ち水をしている様子もよく見かけましたが、今はほとんどが窓を締め切りクーラーの生活です。風鈴なんてかけるところが無いくらいですね。アスファルトも照り返しが強く、玉の汗を流しながら歩いている人が多いです。娘や孫は、紫外線にあたると皮膚癌になるといって一生懸命日焼け止めクリームを塗っていましたが、果たしてその効果は? 昔は小麦色美人といってわざわざ日焼けをしていたのに、今は大変な時代になりました。日焼けを気にしていたら外は歩けません。頭からつま先まで、すっぽり覆わない限り日焼けは防げませんね。
暑いのは夜になってもあまり変わりません。この暑い夏、沖縄ではマンゴーやパイナップルなどの果物が旬です。この季節になると母や友達から荷物が届くのですが、昼間は留守が多いのでいつも後日配達になっています。
今日も例にもれず夜間配達を希望して待つこと11時まで。再配達の連絡が届かなかったのなとあきらめていたら12時30分に届きました。こんなに遅くにとびっくりしましたが、逆にこんなに遅くまで配達をさせているのかと宅配業者の常識を疑いました。荷物を受け取りながら「配達ご苦労さん、大変ですね」と配達員をねぎらいました。


7月28日(水) 晴れ     高校野球、富山商業3連続V  

職場では朝9時から30分集会を行います。全員が食堂兼集会室に集まって、ラジオ体操をし歌を歌い、諸連絡・担当者のお話・歩行訓練というおきまりのコースで進行します。
職員が順番に担当しているのですが、「担当者のお話」という所では何を話そうか考えなくてはなりません。夏の健康維持の話や食中毒の話は誰もがするので、みな飽き飽きしているようです。
面白い話はないかと新聞に目を通していたら「今日はこんな日」という欄に「今日7月28日は『菜っ葉の日』」という話が紹介されていました。前にも何か書いたような気がしますが、時々面白い記事が載ります。
「な、っ、ぱ」「な、つ、ば」と読んで、白菜、ほうれん草、レタスなど葉もの野菜を沢山食べて夏ばてしないようにと願って制定されたそうです。野菜嫌いが多いのでこれを話題にしようと決めました。
夏は野菜が豊富で、料理にも沢山入っていますが、残す人が多いのです。たっぷり食べて夏ばてしないようにしましょうと話すと、その時だけは反応はよいのですが・・・。
野菜といえば近くの農協の市場でも夏野菜が出回って随分安いそうです。儲けはないかもしれないと心配していました。この頃は、素人が家庭菜園で野菜を作る時代。農家の方は上がったりですね。夫も池田の家庭菜園で野菜を作っていて「なりだすと一気に取れるので、食べきれない位だ」といっています。気になりながらも買ってくるわけにはいきません。
このように暑いとそうめんや冷奴などあっさりしたものになりがちですが、やっぱり野菜も食べなくてはいけませんね。
さて、集会の後は特に行事もないので、午後1時から高校野球の決勝戦を応援することになりました。高岡商業と富山商業の対戦です。夏の甲子園に向けて球児たちがすべての力を出し切ります。野菜やいろんな食べ物の話をしながら、一緒に応援をしました。
先制点は高岡、シーソーゲームで決勝戦らしい試合を見せてくれました。接戦の末9対8で富山商業がさよなら勝ちをしました。よくやったと大喜びです。富商は3年連続甲子園出場を決めました。おめでとう。高岡から来ている職員は残念そうにしていましたが、数の応援勝ちでした。甲子園で頑張って下さい。


7月27日(火) 晴れ    野菜料理美味しかった  

暑中お見舞い申し上げます。
「こう暑くては俺の人生も終わりだ」などとオーバーな事を言う年よりもいて笑ってしまいます。何度注意しても脱水症状を起こす人は必ずいます。夏風邪も少し出てきました。部屋の冷房の管理がうまく行かない人に多いので気をつけています。
火曜日は病院の定期受診の日です。緊急時の受診はその都度搬送しますが、その他は定期の日に受診します。内科へ行く人から整形外科へ行く人までテンヤワンヤです。今の病院はバスがないと客の入りが少ないので、どこの病院でも送迎バスが出ています。老人たちにはそれが当たり前のようになっています。便利な世の中になりました。
夕方は昨日行けなかった妹の家に行ってきました。庭で取れたかぼちゃが大きくなっていたので持って行きました。夕食を一緒に食べるように言われていたので、少しだけゴーヤー料理を作り持参しました。
彼女の所も野菜(ゴーヤーも)を作っているので、目新しくはありませんが、味付けが違うといって食べてくれました。家で取れた新鮮な野菜でつくる料理はやっぱり美味しいね。トウモロコシもよくできていました。昨年は虫にやられたので、今年は厳重に消毒をしたそうです。いっぱい取れるので、県外に住む息子夫婦のところにも送ったそうです。次はサトイモを沢山植えてあると楽しそうに話していました。仕事もしながらよくやると感心しました。夫婦で作業をするから、いいですね。農協へ行けば何でも安く買えますが、物を生み出す喜びが家庭菜園の魅力ですね。何よりストレス解消にもなります。


7月26日(月) 晴れ    豪雨の被害が大きかったようです  

昨日の豪雨もどこへやら、今日はまた暑くなりそうです。
早くに目が覚めたので、起きて庭の草花の写真を写したりしていました。
昨日の集中豪雨で私の住んでいる地域でついに被害がでてしまいました。我が家のある呉羽地区と隣町でどうも床上浸水の被害が大きかったようです。家を建てたときの業者さんからうちにもお見舞いの電話が入りました。ここはやや高台にあり何ともなかったので、全く知らずにいて申し訳ない気持ちでした。雷もあちこちで落ちたようで怪我をした人もありました。被害にあった方にお見舞い申し上げます。
出勤すると職場でも非常灯の点滅や停電など何回もあったようです。身近な職員で被害にあった方はなくてみんなホッとしました。
当初は夕方の予定がなく、隣の市に住む夫の妹の家を訪ねる予定にしていたのですが、急な連絡が入り行けなくなってしまいました。ボーリングのリーグ戦のメンバーが急に来れなくなったので投げてほしいと頼まれたのです。断れなくて投げに行ってきました。
ハンディキャップ制の大会です。男も女も同じように割り出すのでその人のアベに対してハンディがつきます。ハンディも実力のうちと言われます。今日は相手の男性に勝ったので気持ちよく帰ってきました。今日投げる予定の人は、ファミリーパークに勤めている方で豪雨の被害が大きく、復旧作業で疲れたそうです。動物たちも大変だったようですね。


7月25日(日) 曇り夕方激しい雷雨    恵みの?雷雨  

朝仕事が終わりました。冷房が効いている職場から帰りたくないと思うのはこんな暑い日くらいでしょうか。帰りに「古洞の森」という山の中にあるお風呂に入ってから帰宅しました。最近はこの土地はダムができたり散歩コースができたりして開けてきています。お風呂も何年か前に出来、バーベーキューの設備もあって休みの日は賑わいます。朝市も開かれ、近くの農家で取れた野菜を売っています。池田が近かったら取りに行けるのにと思いながら時々野菜を買って帰ります。


猛暑を感ずるのは家に帰ってからです。一日中外で仕事をしている人に比べたら、幸せで暑いといっている場合ではありません。ですから家ではどんなに暑くてもクーラーは入れません。扇風機が大活躍しています。とは言ってもあまりの暑さで、少し日が落ちてから草むしりをしょうと久しぶりにゆっくりしていました。
夕方近く突然空が暗くなりものすごい雷雨になりました。今でも雷が落ちるのではないかと怖くなりました。戸を開けていたので中まで雨で濡れてしまいました。池田はどうしているかと夫に電話した所、やはり雷雨で少し小降りになったところと言っていました。今日はどこでも同じ天気ですね。お陰で少し涼しくはなりました。先日池田に出かけているときは日中は暑くても日が沈んでからは涼しく寝やすかったので、長野はやはり避暑地なのでしょうか。こんな日は涼しい所へ避難したくなりますね。
これからまだまだ暑さは続きます。しっかり健康管理をしてこの夏を乗り切りましょう。お母さん、しっかり食べてくださいね。


7月24日(土) 晴れ  8人乗りの新車が来ました  

昨日施設に新しい車が来たのでその説明会がありました。今までの車は10年以上も前からあり、ハンドルが重くなって、幅寄せに時間がかかっていました。福祉施設の車だけあって助手席がボタン一つで縦横斜めと自在に動くのです。体の不自由な人でも下の方で乗り降りできるのです。すごい車が来たものだとみんな大喜びです。他に車があるのですが、これは長野オリンピックのとき使われた車が寄付されてきました。今までは何気なく思っていたのですが、長野のオリンピック道路を走っていて、あの車もここを走っていたのかと思ったら因縁のようなものを感じました。
今日は地方気象台発表で37.4度、この夏最高の暑さです。蒸し風呂状態の我が家から逃げるように夕方から出勤しました。少し時間があったので新しい車の試乗会をしました。ギアの所も今までとは違うタイプです。軽くて乗りやすいので、やっぱり新車はいいねと話しているうちに自分もほしくなりました。入所者もきっと大喜びすること間違いなしです。
利用の多くは戸外活動や医者への緊急搬送です。誰が一番に利用するかななんて思っていたら、何と人探しが初出動になりました。最近入所した人がまた無断外出して帰ってこないのです。自由人だったので時々このようなことがあり、探すあては大体決まっているのですが 見つかりません。新車でドライブとなりましたが、自分で帰って来るのを待つ事にしました。
このような人を見るたびに、自分の気持ちに素直に行動ができたらどんなにいいだろうと思う時もあります。みんな理性があり、いろんなしがらみに縛られて生きているのですものね。いろいろな事を見聞きしながら、幸せとはなにか、自分はどう生きるべきかを感じとって来たような気がします。昨日の表彰もそんな思いをしながら10年頑張ってきたご褒美でしょうか。そうだとしたら私の方がお礼を言うべきですね。あと暫くお付き合いをして下さい。


7月23日(金) 晴れ     永年表彰受ける  

富山県の老人福祉大会があり午後から出席する予定です。県内の老人の施設関係者が一堂に集う会合です。金曜日は週末ですので一番忙しく慌しいのです。その上に午後からの出張が重なると大変です。何度か出たのでまた参加したいような大会ではありません。気が重いけれど実はどうしても出なければならない理由があるのです。それは表彰式があるからです。民間の福祉施設では入れ替わりが激しいので10年も同じところに勤めると永年勤続になるのです。
私たちの施設は異動の命令で動くので、紙切れ一枚でどうにでもされるのです。希望で長くいた訳ではないので表彰されることは納得できません。いつの間にか事務の人が申請をしていたので、いまさら取り消しは出来ないと言われました。以前役所の教育委員会にいた頃、表彰関係の仕事もしたことがあります。自分の名誉のために表彰の申請をしてほしいと頼みに来る人もいました。何でもそうだとは思いますが、裏の様子は実際に携わらないとわかりません。万一自分に表彰を受ける機会があったとしても受ける気持ちはありませんでした。
今回このような結果になったので仕方なく参加をしてきました。名誉と感ずる人もいるので仕方なくと言ったら失礼ですね。考えてみるとこの職場が好きでも長くいることができない人もいたので、その人に成り代わり賞状と額を戴いてきました。一応記念ですので、書き留めておく事にしました。私たち下々の人たちはこのような永年表彰しか受ける事はないでしょうからやっぱり有難いと思わないと罰が当たりますね。
表彰のついでに言えば、役所の永年表彰は20年、25年と受けましたが、これは申請して受けるというのではなく、勝手に賞状と銀から金の杯が来たのです。元気で勤められたという証拠ですので、いま思えばどんな表彰よりも価値があるかもしれませんね。元気でいられたことにお礼を言います。


7月22日(木) 晴れ    素人が民踊クラブの指導者です。  

北陸地方がようやく梅雨明けしました。例年並で昨年より10日も早いということです。
室内は冷房が入れてあるので涼しいですが、外に出ると大変です。東京のようではありませんが30度は超えています。そんな中でも一日中外で仕事をする人がいるので注意しています。
梅雨明けと同時に、待ってましたとばかりに海へ入る人達の姿も見られました。夏本番です。
昨日の仕事が一気に今日に来たかと思うほど、忙しい一日でした。午前中は会議、会議の連続です。午後からは売店が開かれる日。続いてミニ喫茶です。売店で好きな買物(ほとんど食べ物)をしているのに、横では美味しい白玉アンミツの喫茶店が開店しています。夕ご飯の残菜が気になりますが、それはこちらの心配でその必要はありません。お年寄りたちはすごい食欲です。食べ物なら何でも持って来いとばかりに食べるので、夏バテはしません。お元気で何よりです。
食べたあとは運動もしましょうと民踊の練習です。もうすぐ盆踊り大会ですので、それに向けての練習です。今日は月一回の踊りの先生が見える日ですが、全員が踊るのはとても無理です。普段はクラブ員が中心になって私たち担当者が指導しています。盆踊り以外にも練習の成果を発表する機会があるので力が入ります。毎年、老人福祉大会に公会堂(今はオーバードホールに改名)で発表するのです。踊りは富山の民謡の「越中おわら節」「こきりこ節」は勿論のこと全国の民謡と幅広く手がけます。他に「いきいき富山」とか「さわやか音頭」など富山をアピールする歌があるのでそれに合わせて踊ります。
担当する私たち職員も先生に指導を受けてクラブ員に教えるのです。みんなと一緒に楽しく踊っています。レパートリーも増えました。クラブ員から私に今度はぜひ沖縄民謡も教えてほしいという要望がありますが、肝心な沖縄の民謡はわかりません。退職までに一つは自分で踊りますと約束してしまいました。富山県にいる県人会の皆さんの協力を得てぜひ一つはマスターしたいと思っています。衣装は里の母が老人クラブで踊っているものがあるので、それを借りることにしましょう、と大きな目標を立ててしまいました。果たして実現するでしょうか。自分でも楽しみです。


7月21日(水) 曇り一次雨    野菜の土産どっさり  

池田の畑ではトマトやキュウリが沢山できました。母と夫の二人ではとても食べきれません。お隣さんにも差し上げますが、まだ余ります。滞在中野菜料理が主でしたがそれでも次々取れるので、お土産に持って帰りました。
今日はその野菜を、娘の家にもおすそ分けしました。仕事が終わってから届けるので遅くなりますがそれでも新鮮です。お父さん凄いと感心していました。沖縄からもパイナップルやマンゴーが届いたので、一緒に持って行きました。
孫はもう眠たいのか、ハイテンションで騒いでいました。保育園に行きだしてようやく親離れしたのか、お友達と一緒に遊びに行ったそうです。母親にバイバイをして行ったとみんな驚いていました。あちこち連れて行っても、婆はその時だけです。爺婆の家に一人で泊まりに来ることは出来ません。内孫と外孫の違いですね。幾つになったら泊まりに来るのかな。
ところで朝、堀金村という字が目に入り見ていると、常念岳のふもとに大きな公園が出来た話題でした。東京ドームくらいの広さの公園だそうです。時間がなく詳しくは見ていませんでしたが、建物の中には水槽があり魚も泳いでいました。長野の事が少しは身近に感じられるようになりました。この次行く時は訪れたい候補の一つです。

公園のチラシ表
公園のチラシ裏


7月20日(火) 晴れ     白馬方面へドライブ  

池田最終日。今回の来訪はいろんな意味で思い出深いものになりました。
まず、昨日誕生日のお祝いに買ってもらったカメラの練習です。夫のカメラは高性能で私のものとは違うので「自分で説明書を読んでわからない所を聞く」ということになりました。さっそく朝の散歩を兼ねて実演です。説明とは多少違うので、変だねといいながらも写っているので「写っている」と喜びながら帰ってきました。
午前中は母の健康観察に訪問看護師さんが来ることになっていたので、嫌がる母を起こして着替え、食事をさせました。寝起きが悪いのかあまり食欲がありません。食欲がある私とは大違いで痩せています。
そんな母を見ながら、羨ましいなと思いつつ私も少しは間食を控えようと反省しました。何よりも大きなショックはテストで撮った写真の自分の姿を見て醜さを実感したからです。この思いが本物なら少しは減量に期待が持てそうですね。それでも、いつもの癖で「喉元過ぎれば何とか」です。自慢ではないがそうなりそうです。
昼からは母も連れて撮影を兼ねてのドライブと洒落込みました。長野の果物といえばりんごしか浮かびませんでしたが、夫があちこちドライブをして美味しいものをいろいろ見つけてくれました。これまでに食べさせてもらったのはイチゴに始まり、桃、それからブルーベリーです。ブルーベリーは思ったより小さかったので驚きました。
今日はそのブルーベリーが実際になっている所が見たくて白馬まで連れて行ってもらいました。小さい実を一つひとつ収穫するご苦労が伺われました。
また近くには道の駅もあり、そこでは美味しい饅頭を食べさせてもらいました。木崎湖や青木湖という大きな湖もありますが、その近くにも美味しいレストランがあります。食欲がなかった母もいくらか食べました。店には大きいけれどおとなしい犬がいて人気があります。アニマルセラピー、時々来れたらいいねといいながら帰りました。
この道は富山からの行き帰りにいつも通るのですが、素通りですので気がつきませんでした。地元に住んでいないとその土地の良さはわかりませんね。夫が足で歩いて見つけてくれた所を次は一緒に連れていってもらうことにしています。これでまた少し幅が広がりました。


ところで美味しいものに気を取られてカメラは忘れていました。帰りにあじさいの花が綺麗に咲いている所に案内してもらいました。まだ咲いているのか気になりながら行ってみると、沢山の花が色とりどり咲いていました。腕の見せどころとばかり沢山写しました。お腹も膨れたので大満足。
帰って早速パソコンに取り込み編集したところ、大きなミスが発見されました。ビデオモードで撮影をしていたのです。笑い話です。原因は最初にセットした撮影モードが何かの原因で動いていたのです。訂正したあとはシャッターを切る音もしっかり響くようになりました。慣れてくるとなんでも写したくなるものです。長野は広いし行ってみたいところがたくさんあるので、カメラを片手に少しずつ回りたいです。


7月19日(月)海の日 晴れ    贈り物に感動  

昨夜着いた時は車の光の中でだけ見えた畑でしたが、今朝見るとトマトが鈴なりになっておりワー畑らしくなったと感じました。朝になったら全体が見渡せるのでまた違う感じを受けました。実際にみると夫がホームぺージで紹介していたよりよく見えて素人とは思えないほどの出来です。片手間にしている私とは大違いです。
朝から取り立ての野菜で食事をしました。気持ちのいい朝でした。昨日までの気持ちとはまるで違うのです。いつものように母の寝ている間を利用して購入予定地を見に行ったりしました。宅地造成の工事はまだですが、いよいよ始まるのかなという気配は感じられました。早くしてくれないかなと勝手に思ったりしながら帰って来ました。
昼からは、夫が誕生日のお祝いにデジタルカメラを買ってくれるというので見に行きました。気恥ずかしいので断ったのですが、記念すべき年と言うことで買って貰うことにしました。
自分の一生のうちで、まさかパソコンをしたりデジカメで写真を写したりするなんて考えても見ませんでした。今思えば私を励ますためにいろいろ勧めてくれた子どもたちのお陰だと感謝しています。カメラの扱い方やパソコンでの画像編集などは夫の指導を受けなくてはなりません。
今日は第1段階として、練習のつもりで子どもたちに写真を送ったりしましたが、なかなか一度に覚えられるものではありません。明日また復習し、そして独り立ち・・・。うまくいくか心配です。それでもこれからは一緒に歩んでくれる人が周りにはいます。力強い人たちです。頑張れそうです。かけがえのない家族を大切にしたいと思います。


7月18日(日) 晴れ    誕生日  

今日は恐れていた誕生日、とうとう来てしまったという感じです。この年になったらいくつになったなんて聞かれたらあまりの驚きで答えられません。とはいっても2〜3日前から「還暦はみんなで食事をしながらお祝いをしよう」なんてメールが来るではありませんか。何?還暦?誰が?と自分ながらびっくりしていました。
たまたま今日は仕事で朝から出かけていたので昼はあまり感じませんでした。用事もあり夕方から池田に出かけることになっていたので、夫が池田で誕生祝いをしようと待っていてくれました。夜になったら息子や娘からもメールでお祝いが届きました。「ホントに60歳になったのかしら」とまだ疑ってしまいます。
若い頃、60歳というイメージはものすごい年寄りで、定年まで勤める人の気持ちがわかりませんでした。ですから自分でも60歳になったら自分の人生は終わりだと思っていたのです。すぐ死ぬのではないかと思うほどに。池田に向かう道中も今日死ぬかもしれないと思ったら、よけいに息苦しくなったりいろいろ思いあぐねて運転していました。しかし何ごとも起こらず無事到着。いつもと変わらないんだと思いました。
人が見たらアホかと言われるかもしれませんね。30歳、40歳の頃は何も考えずに過ごして来ました。50歳は大きな節目ではあったが、あまり希望が持てずに下り坂の人生を送ってきたように思います。でもこの節目は大きな希望を与えてくれました。みんなで私の還暦を祝ってくれたし、今は人生これからという気持ちになれました。
「いくつになっても上り坂」と誰かが言っていました。健康にだけは気をつけてこれからやりたいことを楽しもうと気持ちを新たにした一日でした。みんな有難う。


7月15日(木) 曇り    夏の食事会   

職員の厚生事業として恒例の「夏の食事会」が開かれました。親睦の意味で毎年何回かこのようなお楽しみ会があります。この職場では人を相手にしているので職員が外にでるときは必ず誰か留守番をすることになります。
「お楽しみ会」といいながらあまり楽しくありません。楽しい会話もなくただ食事をするだけですからつまらないのでしょう。いつも留守番を希望する人が多いのです。昔何もなかった時代に始めた行事で、見直しが必要な時期に来ていると思うのですが誰も腰をあげません。陰では文句を言っても自分が幹事のときやめるのは勇気がいるのでしょうね。あたりまえの年中行事になっています。
ただ一つ、この食事会のよさは「高級料理屋さん」に行くことです。一人では行けないのでみんなで摘み立てをしたお金で食べるのです。
どうせなら楽しくしようということで、今年は趣向をこらしてゲームをすることになりました。クイズ形式のゲームで小学校の問題が中心です。みんな間違ったらどうしようとハラハラ。「平成になったのは昭和何年?」「やわらちゃんが結婚して変わった名前は?」など、まあまあの問題。歴代首相の名前を答える問題では出題者が間違い大笑いしました。なんとか盛り上がり、そのついでに話題が曽我ひとみさんの話になり、夫のジェンキンスさんにまで発展しました。珍しいことです。施設長は「あんなの脱走したのだからアメリカに渡すべきだ」とか「北朝鮮に拉致させろ」と、酒の勢いを借りて言いたい放題。家族との再会のシーンについて「あんな場所でキスするなんておかしい」と言ったときにはさすがにみんな「アメリカ人なのだからあれが当たり前」「偏見でものを見ないでほしい」などと猛反撃をしていました。酒の席でのことにしろ、政治に対する一人一人の姿勢が感じ取られたひとときでした。
ところで、車を点検に出しているので今日の通勤はバスにしました。ちなみに私の車は三菱。無料点検の案内が来ました。そのおかげで少々飲み過ぎてしまいました。


7月14日(水) 晴れ  元気をもらった誕生会   

久しぶりに晴れの暑い天気です。昨夜は会議のあと皆で食事をして帰りましたが、疲れすぎてうたた寝をしてしまいました。寒くなり目が覚めたのは朝方でした。うたた寝をしたのは何年ぶりだろう。昔コタツでよく寝てしまって夫に注意されたのを思い出しました。一人でいるのはだらしがなくなります。自分にいつも「活」を入れるのですが、すぐ抜けてしまいます。意志が弱くて何にも長続きしなくて、またまた反省しました。(サルでも反省する)
今日は職場の誕生会です。7月生まれの人のお祝いです。舞台に勢揃いして一人一人にインタビューをし、生まれや小さい頃何をして遊んでいたかを聞くのです。他府県から来ている人も結構います。やはり家事手伝いや子守りが多いです。昔は職員も混じってお祝いをしたのですが、諸事情からはずされることになりました。昔一緒に写した写真を見ていると亡くなった方や退所された方々もあり懐かしくなりました。「職員さんと一緒に食事をしたときが楽しかった」なんていわれる方があります。そうですよね、交流を深めようなんていいながら逆行しているようです。
誕生会にはよく慰問があります。今日は「越中玉三郎」という一座が歌や踊りの披露に見えました。びっくりしたのは平均年齢70歳位の方々です。本物の舞台化粧をしています。浪曲あり演歌ありで役になりきって演じています。歌も声がしっかり出ています。踊りも足腰が丈夫でなくてはできません。人に見てもらうために一生懸命頑張って練習しているそうです。舞台化粧をしていると実年齢よりも若く見えます。発表する場があって張り合いがあるのでしようね。あの年齢に人に比べたら、我々はまだ子ども。弱音を吐いている場合ではないと、元気をもらいました。


7月13日(火) 曇り時々雨   政治家は独善であってはならない   

所々で梅雨明けのニュースが聞かれるようになりました。
朝の通勤時間車の中の人を見ていると面白く渋滞していても退屈しませんね。テレビをつけている人、髭そりや化粧をしている人、食事を取っている人などさまざまです。朝の時間は皆さんお忙しいというのがよくわかります。お友達はカラオケの練習をしているそうです。
私はもっぱらラジオ専門ですが聞きながら時には化粧をしたり、パンをかじったり他の人と同じことをしています。そんなとき、赤信号で横に車が並んだ場合はさすがに恥ずかしく中止します。ラジオも毎日聞いていると味があります。
天気予報の時間に梅雨の事について放送していました。今日は入梅りから27日目になるそうです。梅雨というのは年によって大きな違いがあるようです。観測が始まってから一番長いのが60日以上だそうです。ちなみに短いのは11日ということです。今年はどうでしょうか。空梅雨でもここ2〜3日は毎日にわか雨が降って梅雨らしい日が続いています。雨は降っても蒸し暑さは変わりません。
さて、参議院選挙が終わって3日目となり、ようやく門の看板も全部撤去されました。
昨日の新聞の見出しは『民主躍進、自民「51」割る』。大きく載っているのに話題にする人は誰一人いませんでした。職場ではなんとなくタブーになっています。
職場ではこの選挙戦の間、目の付きやすい場所に自民党のポスターが貼ってありました。小泉首相の写真の横に「この国を想い、この国を創る」と書かれていました。字も「思い」ではなく「想い」「創る」と凝っています。いつもこれをみて何を思い何を創るのかと思いながら通っていたのですが、新聞のコラム欄にこのことについての批判が載っていました。どなたが書いたのか新聞も捨てたものではないと感心しました。要旨は次の通り。
▲「創る」とあるから何か新しい事を思い浮かべていると読めるが、この国をこんなふうにしょうという将来像は伝わってこなかった。▲「百年安心」と豪語した年金改革は、舌の根も乾かないうちに根拠が崩れた。平和国家の進路に関わる自衛隊の多国籍軍参加、国会で何の議論もせずブッシュ大統領に約束した。「一番大事なのは個人のやる気」と言われては非情な改革に苦しむ人々は救われない。▲3年間の小泉政治の責任を問うた参院選は、自民党が苦戦した。国民は「首相独走」に危うさを感じ、お灸をすえたのかもしれない。政治家の「想い」は独善であってはならない・・・
この記事を読んで胸がスーとした。もっと書いて下さいといいたくなります。


7月12日(月) 晴れ一時雨    池田の味を見つけました   

午後から非番。折角の半日休みでしたが、医者のはしごをしてしまいました。前からの足の怪我で通院している医者と突然痛くなって走った歯医者、草で被れて皮膚科受診。入院するほどの大事ではないにしても情けなくなりました。3つの病院を受診するときはそれなりに時間も金も掛かります。当初予定していたことは流れてしまいました。
病院受診の間、時間待ちを利用してお友達が勤めている「JAなのはな」の売店を訪ねてみました。大沢野町というお隣の町ですが、そこはイチジクが有名です。特にお菓子のイチジク最中は有名です。普段私たちが食べるイチジクは赤と白が多いのですが、その店には青いイチジクがありました。初めて見たので試食をしたところ美味しくてつい買ってしまいました。青色はまだ少なく、今の時期だけの限定販売になるということでした。赤や白よりは少々割高でした。
さすが農協のスーパー、野菜ものは新鮮でした。イチジクのアイスクリームを食べ食べほかのものを物色いていたら、なんとびっくりしました。あの池田町の「つけもの酢」があったのです。夫のところで野菜にかけて食べたらとても美味しかったのですが、土産に買ったものを忘れてきてしまいました。富山でスーパーを探してみましたが、見つからず諦めていました。その店にはいろんな種類の酢があるので、見ているうちに気がつきました。「やったー」とトマトときゅうりも一緒にすぐ買い込みました。その友達にも食べ方を教えてあげました。名前が「つけもの酢」ですので、誰もそのまま食べるなんて信じてもらえませんでしたが、早速夜食べてみて美味しかったら宣伝するねと言っていました。口コミの宣伝はテレビのコマーシャルよりも効果があるとはこの事ですね。通院の途中であることもしばし忘れていましたが、来たときよりも気持ちが楽になって帰れました。


7月11日(日) 晴れ    正しい事でも伝わりません  

昨日からの泊り込みの研修も午前中に終わり、みんなで昼食を取って解散。
皆さんは期日前投票を終えてきていたのでゆっくりしています。私は一旦家に戻り、選挙の入場券を持って投票に行ってきました。投票後暫く投票所の様子をみていたら、若い恋人らしい人や家族そろってくる人など駐車場は混雑しています。みんな頑張ってきているなと感心しました。
開けてみれば富山市の投票率は57,62%でした。そんなものでしょうか。私は少ないように思えてなりません。前に一時政治不信になって投票もできない時期があったのを思い出し、今日はしっかり投票できた事を自分で褒めました。
私は投票権が与えられた頃にはもう本土に出て来ていたのですが、小さい頃の記憶では沖縄の投票率は80〜90%が当たり前のようになっていました。字の書けない祖母に、候補者の名前を練習させるのが子どもの役割でした。家の人が投票する候補者の名前を紙に書いて、線香で穴を開けてそこをなぞらせるのです。今思えばそこまでして投票させたのが不思議です。あの頃は党派というのがよく分からなかったので親が言う通りにしていました。今でもそうですので、昔から村中が自民党支持だったのでしょう。
本土復帰前の沖縄に人民党というのがあり、その委員長として権力にも屈せず頑張っていた瀬長亀次郎さんという人がいました。その人を沖縄では誰ひとり知らない人はありませんでした。母親からも「あの人はアカだから入れてはだめ」ということを聞いていたので名前だけは知っていました。アカの意味はよく理解できなかったが、大きくなり少しは政治の事もわかるようになったとき、瀬長さんという人の偉さがわかりました。親たちも瀬長さんがどのようなことをしているかきっとわかっていても、票は入れたくないという方だったのではないかと勝手に思っています。
今日の選挙の開票速報をみていたら、革新といわれる共産党や社民党が大きく落ち込んでいるのを見てがっかりしました。富山の候補者の票も桁が違いすぎます。どうして一生懸命頑張っているのに気持ちが通じないのでしょう。「長いものには巻かれろ」「寄らば大樹の影」と諺にもあるように大きい方・得する方に行くのですね。何でも反対する党といわれますが、歯止めがあるから見直しもできるのです。これからも大波に流されないように、たとえ少数でも必要な事は声にして行きたいものです。


7月10日(土) 曇りのち雨(時々雷)   演劇運動を発展させるために    

朝起きたら今にも降りだしそうなどんよりとした天気でした。まもなく降りだしたと思ったらひどい雨。時々雷鳴が轟き、庭の草取りもまた延期になってしまいました。最近の変な天気でタイミングが合わず伸び伸びになっています。お隣さんが嫌な思いをしているのではないかと気になっていますが、「ごめんなさい」と心の中で謝って延ばしています。しかしもう限界。なんとしてもここ2〜3日中にはとる予定です。
今日はひどい雨の中を「お勉強会」に出かけました。演劇鑑賞会恒例の夏の一泊研修です。家からすぐ近くの山の上に研修施設があって、よくここが会場になります。今日もこの施設が会場になるので、我が家の庭みたいなところで泊らなくてもいいのにと笑ってしまいました。


山の上の建物ですから、地下にある温泉でも高台です。このパノラマ温泉からは呉羽の夜景が一望できるのです。素晴らしい景色を眺めながらの入浴です。「あそこが小学校でその隣が家です」と説明しながらみんなでワイワイお湯に浸かっていると、昼の勉強会の疲れも吹き飛んでしまいました。明日もう半日頑張ろうという気になりました。
今回の学習会は「役員の親睦を深め、思った事が素直に言える間柄になろう」というのが大きなねらいです。普段の会議では、たっぷり話し合ったり交流したりする時間が取れず、意思統一がなかなか困難になっています。
現在、演劇鑑賞運動は全国的に会員の減少という大きな困難を抱えて停滞気味になっています。富山でも大きな借入金をかかえており、この運営を健全財政に戻すにはどうすればよいかが大きな問題です。簡単に値上げもできません。この数年間の前進面と問題点を掘り起こして「停滞から前進へ」転換するという大きな課題もかかえています。演劇鑑賞会は思想信条を問わず、誰でも役員になれるのでいろんな考えの人がいます。「芝居を観るのに運動は要らない」「楽しく観るだけでいい」という意見もあり、運営の難しいところがあります。
「演劇鑑賞会を発展させるためには目指す方向を明らかにすること」、「そのためには会を運動体として捉えなければならないこと」など、課題や取り組み方について話し合いが続きます。「演劇の楽しさと本物の感動を与えてくれた舞台を幅広く取りあげ、その舞台で感じ取った感想をサークルで話し合い、お互いの感想をぶつけ合う事で新しい発見があることを確信し、より豊かな人間になっていくことを目指す」ことなども話し合いました。
演劇運動を支えるのは何といってもサークル活動が基本であるということをみんなで再確認をして、まず自分の足元のサークルから見直そうと決意を新たにしました。


7月9日(金) 晴れ、夕方雷雨    曽我さん一家再会    

毎日続く猛暑。会う人ごとに出る言葉は「暑いですね」です。もう真夏なんですね。突然夕立のように襲う雷雨、そしてすぐ日が差すといった最近の天気です。
例年ですと梅雨明けが宣言されてから暑くなるといった分かりやすい天気になっていたような気がします。今年は異常気象続きですね。
暑い中でもお年寄りたちは散歩に出ます。日ざしの一番強いときでも外に出ようとするので、熱中症防止のための注意を促しています。帰宅後の水分摂取も厳重にチェックしています。
その他に、毎日職員が悩まされていることは、急に痴呆症状が出てきて凶暴性を発揮する老人の処遇です。一人の老人は入院を試みてはみたものの暴れて手に負えず戻されました。幻視・幻聴・妄想といった特有の症状がひどく、部屋にも戻らず玄関や廊下で過ごしています。食事や薬も拒否するので、元気な頃の趣味や嗜好などを並べてあの手この手で対応しています。
老人の施設はこのような人が多いので、マニュアルを作りそれに沿って処遇しようとしますが、人間が相手ですので思う通りにはいきません。痴呆の度合いも人によって違いがあります。いろんな人の相手をしているうちに新しい発見をする場合もあります。
加齢とともに最近は養護施設も特養化して大変です。こちらは人数的にも配置条件が違って少ないし設備にも違いはありますが、痴呆=精神科入院ではなくできる範囲で限界までこの施設で処遇しようと頑張っています。(頑張らされているといった方が正確かな)。少ない人数で遅出、早出の工夫をしながら見ていますので疲労困憊です。人員増の要求は前から出していますが反対に減らされる一方です。組合も選挙のときだけいいことを言いますが勝ち取った試しはありません。


ところで、今日の大きなニュースはなんと言っても「曽我さん一家再会」でしょう。1年9ヶ月ぶりの再会。家族がそろってジャカルタで会えたことは本当に良かったです。夫と抱き合い娘たちに「ごめん」といっている姿は印象的でした。旅行のつもりだった日本行きが永住帰国になったので、拉致被害者問題は別にしても、妻として母としての感情はやっぱり「ごめんなさい」だったのでしょう。他の拉致被害者の子どもたちが帰国したときも、自分たち家族には自分では解決できない大きな問題があることの覚悟はあっても辛かったでしょうね。
以前、曽我さんが「家族をバラバラにしたのは誰ですか、一緒にしてくれるのは誰ですか、それはいつですか」と張り裂ける胸のうちを手記に綴っているのを見ました。ようやくその日が訪れてよかったと思いますが、なぜこの時期なのか不思議です。やっぱり北朝鮮の計算があるのでしょうか。国家的犯罪とも言われる「拉致」によって北朝鮮へ連れて行かれた曽我さん。脱走して北朝鮮へ入った米国人の夫。二人の間に生まれた娘は北朝鮮で育ちました。4人の絆は運命とも思えるようです。日本との関係改善を図りたいという北朝鮮の思惑、両国を取り巻く複雑な情勢を小泉首相ははたして解きほぐすことができるのでしょうか。4人一緒に日本で暮らしたいという曽我さんの願いが一日も早く実現できる日を祈りたいです。


7月8日(木) 晴れ一時雨、夕方雷雨    選挙近し、票読み合戦    

昨日の暑さで眠れず、早く目が覚めてしまいました。久しぶりに早起きして洗濯をしました。それで雨が降ったのでしょうか。
朝は天気がよかったので外に洗濯物を外に干して出勤。ところが午後から少しずつ降りだしてしまいました。一時止んだようでしたが、5時ごろから本格的に降りだしました。5時半ごろがピークで雷もひどく、落ちないかと気になりながら帰りました。洗濯物もあきらめていました。何日かぶりの雨。野菜類には恵みの雨のようです。
車を走らせ呉羽山を越えた途端びっくり。あまり降っていないのです。洗濯物もぬれていませんでした。良かったと声を出してしまいました。天気予報の「ところによっては雷雨」は大当たりでした。
家にいるといろんな電話がかかったり、変な客があったりします。煩わしくなるときもあるので、留守の方がいいと思います。
今日も選挙の電話。何件か掛かってきました。違う政党でも愛想良く反応よくご苦労さんといいます。いかにも支持者みたいに。知り合いからも掛かってきました。やはり年金問題をくどいていました。こちらにはまた違う反応で相手をします。
選挙まで後わずか。職場では期日外投票が行われました。今は厳重に希望制を取っているので投票する人は少なく早く終わります。何年か前にこのようなお年寄りの施設の投票の仕方が問題になったことがあります。いつも何票が有効票か疑問に思いながら作業をしていたので、見直しするのにいい機会でした。今はしっかりした人だけが投票するので楽になりました。今日の新聞に選挙公報が入っていました。よく読んで投票してほしいですね。


7月7日(水) 晴れ 東京〜富山     いい夏休みでした    

このツアーは朝食後解散になっているので、早く起きて空港に向かうことにしました。孫は寝起きが悪くぐずっています。何とかなだめて食事を終えて7時半ホテルを出発。リムジンバスで羽田まで行くのですが、リゾート内の各ホテルを回っていくので、一流ホテルも玄関まで行く事ができました。娘は一度でいいからこんなホテルで泊りたいと嘆いていました。夢は大きく持ってもいいですね。
空港では少し時間があり、ゆっくりできました。8時50分発の飛行機はビジネスマン風の男性ばかりで満員でした。1時間もしないうちに到着。早いですね。孫は飛行機なれしていて、もらったおもちゃで遊んでいました。
富山空港に着いた途端、暑さがどーと押し寄せてきました。機内の案内で富山は「32度」と放送していたので、まともにそれを実感しました。「東京より暑い」。それが降り立った瞬間の感想でした。止めてあった車の中の暑い事。蒸し風呂になっていました。
娘を送り、私は職場へ。上司の嫌みも聞き流し、現実に戻って仕事です。冷暖房完備の職場はいいですね。この時だけは家に帰りたくないと思います。この暑さは夜になっても一緒で、暑さに強い私でさえも寝苦しくて大変でした。


7月5日(月)〜6日(火)東京 晴れ    ディズニーツアーへ    

皆さんとは日曜日の夜わかれて私はもう一泊しました。今度は娘親子と合流するためです。
待ち合わせは午後からの予定でした。東京は涼しいので孫の服装の連絡をしたところ、富山は32度もあり大変と言っていました。避暑に来ているようで何だか嬉しくなりました。東京駅からバスが出ていたので、午前中は久しぶりに浅草参りをしてきました。
娘たちと回る今回のツアーはワールドファミリーとディズニーランド行きがセットになっているのです。初日のワールドファミリーは外国人の先生と歌ったり踊ったりして一緒に遊ぶのです。よくも東京まで来るものだと感心しました。
終了後は講師の先生方との夕食会です。言葉は全部英語ですので、私はよくわかりませんでした。子どもたちは反応していたので、わかっているのですね。すごい。
夕食後は孫のお陰で、ディズニーリゾートの周りを走っているミッキー電車に始めて乗りました。「花火が見えるといいね」なんていいながら乗っていましたが、風が強いためか花火はなし、残念でした。
2日目の6日はいよいよディズニーランドへ。風が強いので、ホテルのすぐ前の海は波が荒れていました。夜中に雨が降った形跡もあり天気が気になりましたが、だんだん回復してきました。私は娘のお陰で数え切れないくらいディズニーランドに来ています。気が違ったかと思うほど朝も早くから行って順番待ちをするのです。あきれてものもいえません。
しかしこうして何回か娘に付き合ううちに、ディズニーランドの楽しみ方がわかりました。春夏秋冬違うイベントがあるのです。今回も「バズ・ライトイヤー、夏の大作戦」というのが大人気で1時間待ちでした。
ミッキーショウがあるので抽選のために走り、パレードの先頭に席を取るのに並び、キャラクターとの撮影に並び、根気が入ります。孫より娘の方が楽しんでいるようでした。親の影響は恐ろしいもので、孫までまた来ようねなんていっていました。中の乗り物や、キャラクターの名前は全部知っており、あれに乗りたいとか要求も出します。「リピード率が95パーセントもあるんだよ」と娘は自慢していました。
社員教育も行き届いているし、ゴミ一つ落ちていない部分についてはなるほど感心します。ディナーショウは走って抽選したお陰で舞台のすぐ前で楽しめました。自分だけではこんな近くのホテルで泊ったりこんな行動もできないので、誘ってもらって有難いと感謝しています。昨日見られなかった花火も今日は現地で見られて大感激でした。


7月3日(土)〜4日(日)東京 晴れ     観劇ツアー    

2日の夜行バスに乗り3日の早朝に東京に着きました。風があり涼しくて気持ちのいい日でした。目的は演劇鑑賞会富山例会の事前観劇です。
4人の同行者のうちお一人が東京出身の方で、初日はその方の実家でお世話になりました。下北沢の近くですので、久しぶりに小田急線に乗りました。町田に住んでいた夫の許に行った際に小田急線によく乗ったので懐かしくなりました。
そのお宅は、世田谷の住宅街にあるお家で、ご両親はすでに亡くなり空き家になっていました。壊さないでほしいというご両親の意向でそのままにしてあり、近くに住んでいる兄弟が時々見回っているそうです、田舎から出てきたときの宿泊施設としてそのまま置いてあるということでしたので感心しましたした。築50年になるそうで、まるで小津安二郎の映画に出てくる家のように素敵でした。
午前中はゆっくりできるので、朝食後どのように時間を過ごそうかと思案するも名案が浮かばず、デパートめぐりで終わってしまいました。
午後からはお目当てのお芝居見学です。平幹二郎主演の「オイディプス王」の初日です。見た感想を会員さんに伝えて「ふやさんまいけ」を達成するのが目的ですので、見落としては大変と緊張します。
初日ということで、稽古の延長線上かと思う所もありましたがさすがにプロ、演技力は抜群でした。富山公演までにはあとひと月もあるので、それまでには間違いなく素晴らしい仕上りになっていることでしょう。8月が楽しみです。
今回のように一泊で東京に行くときは、つい予定が盛り沢山になってしまいます。夕方には映画観賞。富山では見られない中国映画を岩波ホールで見ました。
2日目は演劇をもう一本。これも素晴らしいお芝居でした。東京はいつでもこんな素晴らしいものがすぐ見られて羨ましいなと思います。待ちに待った夕食は、行列ができるお寿司屋さんに案内してもらいました。富山より美味しい魚なんてあるのかしらなんて思いながら、待つ事1時間。待った甲斐がありました。富山では見かけない魚で、新鮮ですごく美味しいのです。これだけでもう満足。緊張していた心もほぐれました。


7月1日(木) 曇り    ゴールまで頑張りたい     

今日から7月、いよいよ誕生月に入ってしまいました。死刑執行の日が決まっていて、一日、一日近づいて行くような気持ちです。本格的な秒読み段階に入りました。
仕事に関してももうこれで終わりかと思うと引いてしまします。まだ若い頃はこのような気持ちが理解できず、ある校長が「大過なく過ごしたい」として消極的な行動を先生方に押し付ける姿勢を批判したものです。同じ年にならないとわからないことってあるのですね。この年まで勤めるなんて自分でも信じられません。「良くぞ頑張ってきた」と自分に言いたい気持ちです。
1日と15日は交通安全の日になっているので、交通指導員と一緒に警察の人も交差点に出ています。悪い事はしていなくても、パトカーを見るとドキッとします。今日だけは安全運転のため渋滞しますから皆さんもご用心を。
早く出なければと思いながらも朝はすぐに時間がたってしまいます。早起きすればいいものを、いつもぎりぎりまで寝ているのです。ですから池田に行っても早起きができず困ってしまいます。子どもと一緒で土・日は早く目が覚めて一旦起きてまた寝ます。年を取るとあまり眠れず早起きだと聞きますが、何でも例外はあります。
私だけでなく入所者の中にも同じような人はいます。眠くても食事の時間になると放送で呼び出されるので、食事はいらないから寝かしていてほしいといいます。集団生活の辛い所です。食べたくない自由も尊重しなくてはならないとこの頃は、起きて来ない人は寝かせておく事にしました。このような人は必ず部屋まで行って、確認してきます。以前食事に来ないので後で見に行ったら、死亡していた事例があるので気を使います。施設が新築移転し、部屋が個室化されてから、朝まで誰も気がつかないでいることはあります。個室化の弊害でしょうか。人間関係は大変ですが大部屋がいい時もあります。宿直体制は処遇棟と管理棟各1名ですので常時見回る事はできません。昼間の時間帯に十分状態を把握し、宿直者に引き継ぐといった形で事故を防いでいるのです。
家では寝坊の私でも宿直のときだけは早起きです。早起きするとお腹もすきますので、ついつい食べ過ぎてしまいます。「頭で食べる」ことに心がけ健康管理に注意します(決意表明です)。
今折り返し地点を回ったところ、ゴールまでしっかり頑張ろうと決意を新たにしました。







"Please Dont Go" by Blue Pino Man

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