to bottom
nori's_title


3月31日(木)雨      退職の日

とうとう来るものが来てしまいました。「退職辞令交付」です。
昨日上司から「明日は遅れるなよ」と送り出されたので、緊張して眠れませんでした。早くから起きだし準備をして出かけました。
会場にはもうすでに多くの方が来ていました。辞令交付と同時に永年勤続の表彰もあわせて行われました。
勤続30年、無事退職まで勤められた事に感謝しています。子どもたちを育てるため必死に働いたような気がします。喜びは分かち合い、悲しみも子どもたちが支えになってくれたので乗り切れたような気がします。本当に家族に支えられて今の自分があります。心からお礼を言います。
明日からは新しい富山市が誕生します。次は富山市長の訓示です。
「明治20年から続いた富山市制も今日で終わり、この記念する日に卒業できたことは幸せですね。一生忘れられないでしょう」
余談ですが、来賓に見えている市 の3役も今日で廃業するそうです。あすから24日の投票日に向けて新富山市の市長選挙の選挙運動が行われます。保守、革新の一騎打ちになりそうです。



午後からは職場でお別れ会が行われました。初めて涙の出ない挨拶ができました。あとのミニ喫茶ではお年寄りと握手する場面がありましたが、その時はさすがに涙が出そうになりましたが頑張ってこらえる事ができました。泣いてしまうともうグチャグチャになること間違いないからです。
夜は退職者の送別会がありました。懐かしい顔、顔、顔、想い出話に花が咲き、この時初めて退職を実感しました。
夫の妹夫婦、お友達からもお花が届いて感激です。深夜の11時59分秒読みで終わりました。皆さん本当に有難うございました。


3月30日(水)曇り時々雪       忘れ物はありませんか

退職までほんとにあと2日間になってしまいました。統計関係や引継ぎ事項が多々あり、なんだか抜けているような気がしたので総点検をしました。切羽詰ってから慌てたので罰が当たったのですね。そんな関係でいろいろ仕事をしていると「もう終わりなのにまだしなくてはいけないの」と言われたので、ムッときて「明日まであります」と返事をしてしまいアホな自分が情けなくなってしまいました。土壇場でジタバタしている自分も恥ずかしくなりました。
お昼ごろにようやく余裕がでたので外を見ると雪が降りしきって真っ白になっています。「8年前自分が4月1日に赴任した時も雪が降っていた」と横から同僚の声が聞こえてきました。
この雪で桜の開花も送れています。雪で大変ですが、荷物も運びました。毎日少しずつ運んでいても、長い間いると結構あるものですね。廃棄するものはしたのですが、それでも車が一杯になりました。家に帰ってからの整理が大変です。
夕方帰宅する頃には雪は止んでいたので荷物を積んだまま娘の家へ行くと、車一杯の荷物に驚いていました。孫はもう保育園に行っているそうで、元気すぎてはしゃいでいました。何よりも元気が一番を痛感しました。
明日は大事な日ですので用事が済んだら早々に帰ってきました。


3月27日(日)雨      追悼記念プロ・アマボーリング大会

今日は“Yさんの追悼記念大会”ということでプロとアマチュアが一緒に腕を競うボーリング大会です。アマチュアでもプロみたいな人は一杯います。
私たちが出る幕ではないのですが、昨年なくなったYさんにはお世話になったのでせめてものお礼のつもりで参加しました。仲間が亡くなるのはやっぱり寂しいです。
私は第一シフトですので朝早くから受付開始です。県外から24名のプロが参加しての大会です。一流プロも何人かいます。そのプロを近くで見、しかも同じレーンで一緒に投げられるなんて幸せです。
昨晩も前夜祭で半分のプロと顔あわせの大会をしました。富山にもプロが何人かいますが、やっぱり東京のプロとはセンスが違いますね。
大会は全部で8ゲーム。4ゲーム投げて交代し第二シフトの方が投げます。1レーンずつレーンを交代するのでその間4ゲーム終了するまでに約2時間かかります。
時間があるので昼食を食べに家まで行ってきました。後半の4ゲームを投げる頃にはレーンは随分変化し、朝のレーンコンディションとは全く違っていました。この頃足を痛めてからは長時間は投げていないので疲れもあり、もうメチャメチャでした。プロでも同じような人がいたのでなんだか安心してしまいました。
決勝戦は遅くなったので結果を待たずに仕事に出かけました。この大会で感心した事はこのボーリングのスポンサーになっている人(この人もYさん)はYさんのお友達で200万をポンと出しています。いつも山〇さんと安〇さんのY,Yコンビで投げていました。山○さんは同じ頃によき理解者であった最愛の奥さんを亡くしているのでいろんな思いがそうさせたようです。病気が治ったという話を聞けばその温泉へ連れて行ったりして全国あちこち回ったようですが、看病の甲斐もなく亡くなったそうですが、やるだけの事はしたので後悔はしていないと良く話していましたのを思い出します。
この大会で自分も気持ちの整理をつけるんだといって思い切ったYさん、これからも頑張って投げ続けて下さい。誰が優勝したのでしょうか。また飛び賞が当たっていないか楽しみにしています。


3月26日(土)雪       びっくりニュース

同じ富山市内でも呉羽はそれほど雪が積もってはいませんでしたが、通院している接骨院の周辺では相当積もっていました。その場所は職場に近い山よりですので納得です。電気治療やマッサージをしてあとは近くにある大浴場に行ってきました。
朝風呂は気持ちのいいものです。今日のお風呂は温泉ではなく、富山市が経営しているゴミの焼却場の廃熱でわかしたお湯を利用してすぐ隣にお風呂が出来ているのです。
今は何処でも温泉ブーム。近くに素晴らしい温泉が出来ているので、この施設は以前に比べるとお客さんが減少しているように見かけますが土・日ともなると結構満員です。食堂は経営が成り立たないのか閉鎖したので不便になりました。午前中はお風呂に浸かってゆっくりしていました。
帰りにお菓子屋さんに立ち寄りお世話になった方々へのお礼の饅頭を注文しました。このお菓子屋さんは結構人気があり県外に土産に持っていった時も喜ばれましたのでこちらに決めました。今は卒業、入学などお祝い事の時期でもあり満員のお客さんでした。
買物を終えて帰宅するとショッキングなニュースが飛び込んできました。富山市のファミリーパークで職員が清掃中に熊に襲われ死亡したのです。その人は以前ボーリングをやっていた人で、私は一緒に投げた事はないのですが見覚えがある人でした。一緒に投げていた人は相当ショックを受けていました。
その方はファミリーパーク開園と同時に着任し、熊をはじめ園内のすべての動物の飼育に精通し、安心して仕事を任せられる人だったといいます。作業中に熊の部屋を入れ替えた事を忘れての事故だったようです。動物園の動物でも猛獣はペットみたいな訳には行かないから怖いですね。
いま一緒にボーリングを楽しんでいる仲間にもこの動物園の職員がいますが、ちょっとしたミスや不注意が命取りになるといつも言っていました。
今度の事故を受けて施設長が「人と自然の共生をうたう施設としては社会的責任を痛感している。管理マニュアルが実行されているか点検し再発防止に努めたい」とコメントしていました。
孫を連れて時々行くので見学者に事故が起きると大変ですので、ぜひマンネリから脱却し点検を強化してほしいですね。


3月25日(金) 雪       もう蚊帳の外です

起きたらなんと雪です。あわてて出る準備をしました。そろそろタイヤの交換をしようと考えていたところでしたので、換えてなくてほっとしました。もう大部分の人がノーマルタイヤに換えているのでもらい事故がおきないか心配でした。まだ明日も降る予報ですので4月になってからゆっくり交換することにしましょう。
本当に今日は一日中吹雪いていました。その割には春の雪ですからそんなに積もらなかったのでよかった。


職場では転入してくる職員が引き継ぎに来ました。4月からの勤務表も配られていて新年度の準備がなされています。もう寂しい気持ちや未練はありません。あと一週間もないので引き継ぐとなると今度は時間が足りなくなりそうです。去ることはわかっていても切羽詰らないと何にも出来ないものです。来週の3日間がラストスパートになります。
親しくしていた同僚たちからは食事会に誘われたり、記念品を贈られたり恐縮しています。入所者からは泣かれたりして困ってしまいました。最後のお別れ会の時は絶対に泣かないと強く決心していますが、この調子では自信がなくなりました。元来涙腺はゆるい方ですのでますます心配です。でも絶対に泣かないぞ・・・。


3月24日(木) 曇りのち雨      プライバシー保護とは

とっても寒い日になりました。全国的にも荒れ模様になっているようですね。最近、以前の自律神経失調症と診断されたような症状が時々見られるのです。意識はしていないのですが、退職が刻々と迫ってきていることと、その後の生活のことが無意識の圧力になって体がそれを感じ取っているのでしょうか。何でもくよくよ考える癖があり困ったものです。
昨日、孫の退院に立ち会ったときも気分が悪くなり運転して帰れるか心配だったので診察をしてもらうことにしたのです。隣町の病院だし事情も良くわからないまま診察の手続きをしました。
午後の診察開始まで時間があったので待合室の椅子に横になっていました。待っている間に良くなりましたが一応そのまま受診することにしました。
その病院で何よりもびっくりしたのは番号札をとりその番号が名前の代わりになっているのです。呼び方が名前ではなく番号なのです。あまりいい気持ちではありませんが医療ミスを防ぐ一つの方法かなと勝手に思い、所変わればいろいろ変わるものだと感心してしまいました。結局何事もなく帰ってきましたが大事をとって家で少し休みました。
夜用事で亡弟の家を訪ねた際、奥さんになぜあのように(番号札のこと)なっているのかと昼の様子を話しました。彼女はその病院に勤めているので話しによると医療法改定でプライバシー保護が追加になったというのです。4月1日からおそらく全部の病院であの方法が取り入れられるのではないかというのです。
今至る所で「プライバシー保護」が問題になり職員名簿からも住所がはずされたり、勝手に職員の電話番号も教えてはいけない事になっています。しかし今一つ呼び方まで番号で呼ばれるのはあまり感心したものではありません。昔、日本兵が名前もなく番号で呼ばれ殺されたという実話に基づいた小説を読んだことがあってその状況が思い浮かぶのです。プライバシーを問題にするのであれば呼び方よりも診察室で話をしている内容が聞こえないようにする事が先決ではないかと思いました。「・・さん〜から・・さま」という呼び方になって久しいのですが、その実何も変わっていないように思います。これから医療の現場もどんどん変化していくと思いますが本当に「患者」を中心に考えた医療現場であってほしいと思いました。
午後から「愛・地球博」の開会式の模様を見ていました。テーマは「自然の叡智」という事です。天皇皇后両陛下、皇太子殿下が参加してという事もあってお年寄りたちはほとんどがテレビを見ていました。皇太子のスイッチオンで開幕宣言がされ明日から開幕となりました。
どれだけのビジネスチャンスを生かせるのかと客の入りが期待されているようですが一度は足を運びたいですね。芸達者なロボットたちを見ていると科学技術の発達は凄いですね。
会場となっている長久手方面は私たちが名古屋にいた頃は何もない田舎そのものでした。今は周辺に大学もできているし随分変わっていることでしょう。最近は名古屋にもご無沙汰しているのでこれを機会に行きたいです。


3月23日(水) 雨       孫が元気で退院しました

今日は日曜日の代休でお休み。今までは雨の休みの日は決まって寝坊するのが楽しみだったのですが、これからはそうも行きませんね。
朝早くから引越し業者が見積もりに来る事になっています。いくつかの業者にお願いしてその一つが早速今日来てくれました。夫からは大分前から業者は決めて置くようにと口酸っぱく言われていたのですが、勤めの関係もありなかなか踏ん切れなかったのです。
いよいよ本格的に業者が入ると「引っ越す」と言う実感が沸いてきました。始めに来てくれた業者は若い熱心な若者。いまどきこれ程会社に惚れ込んでいる人もいるのかと思うほどで、引越しのことでよくあるトラブルやいろんな情報も写真を交えて熱心に話してくれました。なによりもその心意気が気に入ったので決まったようなものですが、一応他社にも来てもらうことにしました。
運ぶものがきまったのであとは処分するだけです。こらからは引越し準備に掛かりきりの毎日になることでしょう。

業者が帰った後は早速お出かけです。孫の退院がやっと決まったので付き合うことにしました。病室では荷物が整理してあり、孫も元気でもう退院の準備が整っていました。
昼食は食堂で食べていくことになりました。孫は早速あれこれと注文を出す位に食欲があります。食事をしながら娘がポツリと「璃乃は治ってよかった」と言ったので本当にその通りだと思いました。娘の知人の子どもが7歳でインフルエンザ菌が原因で髄膜炎で亡くなったと言うのです。きっと彼女も最悪の状態のことも考えていたのでしょう。大事に大事に育てた子どもが亡くなるなんて考えただけで息が詰まりそうです。嫁ぎ先が商売をしているため付き添いは娘に任されていたので、帰ったらゆっくりお風呂に入るんだと言っていました。
私はと言えば食事中に少し気分が悪くなり休んでから帰ろうと思い、彼女の家まで送ることができず逆に心配をかけてしまいました。娘から家に帰って気がゆるんだのか熱感がして横になっているという連絡を受けて今度は私がびっくりしました。疲れたのだから少し休んだらよくなるでしょう。心配された後遺症もなく元気になって本当によかった。


3月20日(日) 雨       春のニュースが満載

あいにくの天気になってしまいましたが、比較的暖かくコートを着るともう暑いくらいです。
新聞にも春のニュースが目立ちました。「立山の春秒読み」という見出しで立山黒部アルペンルートの大観峰と黒部平を結ぶ立山ロープウエーの4月10日の開業に向けた保守作業の様子が載っていました。雪深い立山にも春が訪れようとしています。
また「紀宮さま納采の儀」のニュースも大きく報道されていました。
次は「富山県人の笑顔チュラサ(美しい)」という見出しで富山と沖縄の友好の歌が完成したと紹介していました。島唄の大御所、登成誠仁さんが2年前に富山で開かれた「ちゅらしま沖縄フェスティバル」で来富した際に「富山県人は心豊か、笑顔が美しい」と感じたことを歌にしたそうです。富山の沖縄県人会がテーマ曲にしたいと練習をしているようです。私は同じ県人でありながら忙しくて会には参加していませんが、このようなニュースが載ると嬉しいですね。富山を離れても会の発展を祈るだけです。


今日も朝から予定が詰まっています。午前中はボーリングの大会があったので参加してきました。お隣の石川県の金沢から交流に見えたのでこちらも大勢でお迎えしなければならなくなったのです。ボーリングは毎回このページで書いているように、レーンによって左右されるので毎回実力通り行くとは限りません。私たちは毎日使っているレーンですのである程度はレーンコンディションを知っていますが、他から見えるお客様はレーンを読むのに一苦労します。これはプロも場合も同じです。私たちのボックスにも若い男性が二人もいたのですが、大分苦労をしていました。男性にとって女性と同じくらいの点数では情けない話です。恥ずかしそうに帰って行かれました。
春分の日でお墓参りに行かれる方も見られましたが、今回はそんな余裕はありませんでした。午後からは雨もひどくなり、少し寒くなりました。昨日に引き続き演劇の行動です。
雨の中車を走らせ富山市内を東へ西へと奔走しました。途中、陽気に誘われ枝いっぱい花を咲かせる美しい紅梅が見られたので疲れも吹き飛んでしまいました。会員さんは高齢化しているので若い方を迎えたいのですが、子育てや金銭的に余裕がないといってなかなか難しいです。今日も回っていると入院していた会員さんが亡くなっていました。途端に意気消沈してしまい、引き上げました。暫くは3人とも声が出ず、無口になって走っていました。連休中のため、お留守だったりして成果は見られませんでしたが、種を蒔けばいつかは芽が出ると信じて行動をしました。みんなはまた明日も行動予定です。ご苦労様です。


3月19日(土) 晴れ       最後の仲間つくり行動

今日から3連休。最後の日が仕事になっているので遠出は出来ずにいますが、結構忙しい予定が詰まっています。
午前中は孫の様子を見に行ってきました。大分元気になっていたので安心しました。何よりも「口から生まれたような子」と言われるくらいおしゃべりが得意な子から会話がなくなっていたのでみんな心配したのですが、今はもう前の状態に戻っていました。咳がまだ完全には治ってはいませんでしたがもう大丈夫でしょう。今度は食欲がありすぎて困っていました。
時間は刻一刻tと過ぎていきます。3月ももうすぐ終わりです。ということは退職の日が刻々迫ってきているのです。
今日と明日の2日間は演劇鑑賞会の例会を成功させるための行動をすることになっています。演劇の仲間つくりをするために友人や同僚の家を訪問するのですが、「もうすぐだね、長い間ご苦労様でした」なんて言われるとほんとに秒読み状態だと実感しましたが感傷に浸ってもいられません。4月の始めに予定されている今年度最後の例会、井上ひさしさんの「国語元年」をなんとしても成功させなくてはなりません。先日はるばる山形県の米沢、羽前小松まで観に行ってきた話しを伝えながらお誘いをしています。中でもメインはご当地の出身、元宝塚の剣幸(つるぎみゆき)さんが出演しているのでそのことも伝えながらの行動です。
毎回感ずることですが、「こんなご時世だから演劇にかける金も時間もない」と断られる方が多いです。こんなご時世だからこそお芝居を楽しんでほしいと思うのですがなかなか思いは通じません。ですから一人でも会員が増えると嬉しいものです。とくに今回で自分のサークル会員を手離すことになるので、大半は私と一緒にやめてしまいます。ですから一人でもやめる被害を食い止めるのに走り回っているのです。長い間一緒に観続けてきたので一緒にやめるといわれれば無理は言えませんが、なんとか今後も観てほしいとお願いに回っているのです。
今日は成果があり、何人かが新たなサークルとしてスタートしてくれることになりました。嬉しくなって行動した3人で乾杯と言いたいところでしたが、お食事で我慢しお茶で乾杯しました。美味しいものを食べましょうと言って「うなぎ定食」をたべました。うなぎなんて久しぶり、ほんとにささやかな至福の時間を過ごしました。もう一日頑張ろう。




3月17日(木) 曇りのち雨      早く元気になってね

すっきりしない天気が続いています。午前の会議中に外で凄い音がしてみんなびっくり。一斉に音のするほうを見ますと突風に見舞われてドアが開きガラスが割れてしまっていました。ほんとに凄い風。入所者も外出から吹き飛ばされそうになったといって早々に帰ってきました。夕方には強風注意報が発令されていましたが、雨が降り出すと少しは弱まりました。しかし明日もまた強い風が吹くということです。週末には雪の予報も出ています。まだまだ春は遠いのでしょうか。

孫が入院しているのに毎日会議が続いてなかなか見舞いにも行けません。2日ほど前に行ったきりでそれからはメールで様子を聞いているのですが大分よくなってきたというので一応は安心しました。ちょうど入院している病院が、亡弟の奥さんが勤めている所でもあり、しかも彼女は検査技師ですので夕方様子を聞きに行ってきました。孫はいろいろ検査を受けており、娘は医者から結果を聞いていますが、医者を信じないわけではありませんが実際のところどうなのか詳しい結果が知りたかったのです。
孫を見ていると元気がなく、診断も「インフルエンザ脳症」というびっくりするような凄い病名だったので、娘を元気づけていた自分まで心配になってしまいました。結果は脳波だけが少し異常になっている程度で、その他の検査は大したことはなかったというのを聞いて少しはほっとしました。
今は集中的に脳症の治療をしているので今日は元気になっていたようです。「テレビも見ていたし、お便所も歩いて行ってたよ」と聞いて胸のつかえが取れました。家族に病人がいると何をしていても落ち着きません。まあとりあえず一安心といったところです。


3月14日(月) 雪のち晴れ      検査漬けの孫が心配

今日もまた車の上には25センチ位の積雪がありました。道も雪が積もっているので除雪をしましたがさすがに春の雪はふわふわ雪でした。
家を早く出ましたが気温はそんなに低くないので道路の凍結もなく早く職場に着いてしまいました。お昼からはすっかりお天気になり、昨日までの天気は何だったのだろうかと思うほどでした。
風邪を引いている人が出はじめ、昨日の休みにも熱発者がありました。医者受診が多くなっています。子どもと老人はよくなるのも早いが悪くなるのも早いので早く暖かくなってほしいです。
今日は会合で遅くなったので孫の見舞いに行く事はできませんでした。メールの連絡によれば、またいろいろ検査をしたようです。検査の疲れで昼からは眠ってばかりいたようです。小さい子に検査検査と可愛そうですが診断をつけるためには大切ですので仕方がありません。明日こそは顔を見に行くことにします。




3月13日(日) 雪       冬に逆もどり

昨夜から今朝までに車の上には25センチほどの積雪がありました。そしてまだまだ降り続いています。
氷見まで行かなくてはいけないのにどうしようと心配になりました。演劇鑑賞会の県内4団体の交流集会があるのです。昨日から一泊で開かれていましたが、仕事の都合で今日だけの参加になりました。富山市の東のはずれから富山県の西のはずれまで行くには時間がかかります。しかも雪の中、朝は終了時間よりも少々早めに出してもらいました。雪の中参加するのも嫌になりサボろうかと思ったりしましたが、最後の会合ですので気持ちを奮い立たせて出かけました。
演劇運動という一つの目的に向かっている仲間たちが熱い思いを語り合う中で、会員を増やせなくて落ち込んでいる気持ちが勇気づけられ明るくなりました。いつもこの中で元気をもらっていたので最後の交流会だと思うとやっぱり寂しくなりましたが、新天地で頑張ることを約束してお別れをしてきました。長野でも各地で鑑賞運動は盛んですので近い所で活動を再開したいと思っています。
帰りは富山のグループで氷見漁港にある市場で食事をしました。新鮮な魚が食べられるので大勢の観光客で賑わっていました。美味しそうな鯖と鯵があったので買って帰りました。ブリにすればいいのですが高くて手が出ません。つい庶民の魚になってしまいました。夕食には鯖は酢でしめて鯵は塩焼きにして美味しくいただきました。
夕方にもなってまだ雪は吹雪いています。ちょっと躊躇しましたが、隣の市まで孫の見舞いに行ってきました。風邪をこじらせ喘息になっているとの事で心配しましたが、比較的元気でした。持って行ったプリンを美味しそうに食べていました。相変わらず苦いからと吸入拒否をしたりして我儘にしていましたが点滴だけはしっかり手に固定されていました。
私と入れ違いに父親が来たようですが、変なことを口走っているとして脳波などの検査をしたらしいです。娘は「脳に異常があって後遺症がでたらどうしよう」と心配ばかりしていました。初めての娘の入院でもあるし心配はわかるけど、医学は日進月歩進んでいるからきちんと見てもらい治療をすれば大丈夫と専門の立場から助言をしました。とは言ったもものやっぱり心配ですね。早くよくなってと願うだけです。




3月12日(土) 曇りのち雪       早めの異動発表

朝からどんよりとした天気です。この調子では夕方からは雨かなと思っていましたらなんと雪になってしまいました。
午後からはボーリングのリーグ戦に出かけそのまま夜から宿直に入りました。もうその頃はひどく降っておりまだ明日まで降り続くという予報です。職場でも皆さんびっくりでした。

昨日は異動の発表がありました。代わる人も残る人も会う人ごとに落ち着かない表情でした。今年は4月から市町村合併があり富山市も大きくなるので早い異動発表でした。さすがに自分の名前がないので少々寂しい気持ちになりました。これでほんとに退職するんだ、来年度はいないのだという実感が湧きました。
分厚い異動名簿を見ていたら、時代が変わった事を痛切に感じました。いろんな職種のある中で私の受け持つ場所は二人体制ですが、二人とも代わりました。いよいよ明日から書類の整理と荷物の片付けで忙しくなりそうです。当直もあと3回で終わりです。
この雪でまた寒さがぶり返してきたので施設では風邪が流行ってきました。熱を出す方が多くなってきたので要注意ですが、今日は皆さん比較的安定しているので一安心といったところです。




3月11日(金) 曇りのち雨       命って何だろう

今朝出勤するとショッキングなニュースが飛び込んできました。昨日高熱で大病院へ運ばれていったSさんが明け方死亡したのです。また他の病院に入院していたHさんも昨夜死亡。お年寄りの施設ですので死亡するのはよくありますが、続いたのでさすがにみなさんのショックも隠せませんでした。
少し前にも一人亡くなったばかりでしたし、特にSさんは昨日まで元気でみんなと行動をともにしていたのです。入所は今度はわが身、とこのようなことが続くと動揺します。
年寄りは“もう年だから”とか“死にたい”とかよく口にしますがこれはまだ死にたくないというサインです。このような人こそ体の少しの異変にも敏感ですぐ医者受診を希望します。
人間自分から死を選ぶのは相当な理由があるのでしょう。与えられた寿命をまっとう出来れば幸せですね。
施設ですのでいろんな行動が制限されますが、その中でいろんな楽しいことを見つけて生きがいにしていらっしゃる方もいますが大半は起きて、食べて、また寝るの繰り返しですけれどその中でも“性”を前面に出す方もおおいです。
“生と性”・・・以前性教育サークルで取り組んでいた“老人の性”が目の前にあるのです。年寄りのくせに、いい年をしてなんて若い人はよくいいますが、老人の中で生活をしていると性は枯れないというのが実証されます。自分もこのような職につかなければ、またサークルでの勉強会がなければ老人の性に理解は示せなかったかもしれません。ある意味ではいろんなこと(これからの人生学)を学ばせてもらったのかもしれません。あと少しお年寄りの事を観察しょうと思わされた一日でした。

日中は春の陽気で暖かいのですが、雨のせいか夕方からは寒くなりました。
夜に入って娘から孫が風邪をこじらして入院したというニュースが飛び込んできてまたびっくりしました。しっかり療養してほしいと願わずにはいられませんでした。


3月9日(水) 晴れ       安心料は高かった

昔は無病息災なんていいましたが、今はたいていの人が一病息災ですね。そのくらい多くの人が医者通いをしている訳です。
健康保険がパンクするから医者通いを少しは控えるようにと老人の施設によく通達がきます。年寄りに通院を控えなさいなんて言っても無駄ですが。
まあ私もその医者通いの一人なのですが、長い事関連の検査をしていないので退職前にしましょうという事になりました。今日は休暇をとって病院へ行きました。健康診断は毎年受けて来ましたが、検査をするのはよくても後の結果を聞くのが嫌ですね。
昨夜は9時過ぎからは何も口にしてはいけないので台所に張り紙をしておきました。朝起きてうっかりものを口にして検査を受けられない人を何人も見ているので気をつけるためです。
そのおかげでうっかりミスもなく検査が終了できました。現在のところは異常が見られませんということでしたので一応一安心ですが、くれぐれも規則正しい生活をするように念をおされました。不規則な生活が多いのでそれがダメなのでしょうね。
折角の休暇なのにまたまた病院のはしごです。今度は整形外科へ。注射をすると丸一日入浴禁止ですので風呂に入ってから行きました。
昼から温泉に入るのは真に気持ちのいいものです。温泉に入って帰りに白鳥を見て帰るのがお決まりになっています。
白鳥さんはまだ残っておりましたがそろそろ少しずつ北の故郷へ帰っていくようです。20〜30羽単位で行動しているらしく第一陣は出発したそうです。飛び立つ姿を人目みようと多くの見学者がありました。私も見たいがいつ発つのかわからないので早々に引き上げました。これからはこの日課もなくなるので寂しくなります。


3月8日(火) 晴れ    もうすぐ春ですね

富山も天気がよく暖かい日です。ストレス解消もできたし、気分よく出かけられました。
今日は「私にもまだ出かける職場があるのを有難いと思わなくてはいけない」と思えました。いやいや出勤しては罰が当たりますので残された日々をしっかり勤めようと気分を新たにしました。
午前中は思わず春を見つけてしまいました。役所へ行く用事があったので桜の名所の松川付近を通ったおり桜の木にはもう蕾がありました。また土手にはふきのとうがでていました。気分も春になってしまいました。
午後からは行事として舞妓さんの慰問があり慌ただしい日になりました。毎年大和デパートで「大京都展」がありその時間の合間をぬって舞妓さんの訪問があるのです。その方たちは九州から姉妹で舞妓修行に来ているとのことでした。何事も頂点を極めるのは大変ですね。
夕方は孫のお見舞い方々土産をもって行ってきました。2〜3日前から風邪を引いて発熱して咳もひどく保育園をお休みしているとの事でしたので、心配しましたが元気そうで安心しました。「食欲はあるけれど咳がひどく機嫌が悪い」と娘は嘆いていました。
ちょうど夕食の最中でお粥さんとスープを食べていました。孫は意味がわかっているのかわからないのか「下痢もしているんだぜ」「形のないウンチだよ」といいながら土産のイチゴまでぺろりと食べてしまいました。
大きいおばあちゃんは体力が弱っているので感染しなければいいがと願いながら早々に引き上げてきました。明日も大事をとってもう一日お休みするそうです。早くよくなってね。
学校でも今年の風邪は遅くまで長引いていているようで、今日も新たに学級閉鎖のニュースがありました。お互いに季節の変わり目は十分気をつけましょう。


3月7日(月) 晴れ    カルチャーショックを受けました

雲ひとつない晴天に恵まれ富山に帰るには最高の日になりました。
3泊4日の滞在だったので池田ではとてもゆっくりできました。2月は何かと忙しく、ストレスも最高に溜まっていましたので久々の池田で十分に気分転換ができました。
初日につる細工、2日目にドライフラワー・アレンジメント、今日3日目に裂き織りと全く未知の世界の出会いをしました。池田に来るたびに新しい土地を訪ねたり、美味しいものを食べたりと新鮮な出会いがあり感動の連続でしたが、今回の出会いには今までとは違いカルチャーショックを受けました。これらは夫にとっても初めての分野ですが、すぐにその魅力に取り付かれたようでもうすでにつる細工の世界へ入っており、今度はドライフラワーに挑戦するのだと意気込んでいました。
私は「はいそうですか」と簡単にそれを習う気にはなれませんが、いろいろ考えさせられました。退職後何をするという目的もなく池田に来てから考えようなんて楽な事を考えていたので頭をガーンと思いっきり殴られたようでした。10年も前から先輩に「定年後の準備はして置くように」と進められていて好きな事を2〜3初めていましたが中途半端になっています。それを再開しようかな・・・。
あまりのぽかぽか陽気につい縁側でウトウトしてまだ滞在したい気になってしまいましたがそうもいきません。後ろ髪引かれる思いで帰路につきました。
途中小谷村の道の駅で温泉に入っていきました。毎回素通りですので念願かなってお天気のいい今日の日を選びました。とってもいいお湯でした。二人で来たかったのに残念。出不精の夫、反対に出るのが好きな私、旅行に誘ってもなかなか乗ってきませんが長野の案内はよくしてくれるので有難いです。これからは気分転換に時々は旅行をしませんか。


3月6日(日) 晴れ    白鳥湖にドライブ

昨日とうって変わって気持ちの良い天気になりました。どこの家でも外に洗濯物が干してあります。山もとっても奇麗に見えました。
この頃雪や雨で母も散歩に行っていないのでちょうど連れ出すいいチャンスです。朝昼兼用の食事を済ませて出かけました。ドライブも兼ねてですが、一番の目的は夫が籠を編むための材料"つづら藤のつる"を採取するためです。これは時期があるらしく芽が出ないうちに採取しないといけないのだそうです。
目的地は犀川の河川敷です。まず立ち寄った白鳥湖では相変わらず白鳥見学の人たちで賑わっていました。私たちもしばし白鳥見学。以前来たときは白鳥は全くいなくて鴨湖という感じでしたが、今日は白鳥の姿が見られてよかった。もう帰ってしまったのではと気になっていましたがまだいてほっとしました。しかしまもなく旅立つのでししょうね。
この場所は水の流れがあるので流れに身を任せて流されていく白鳥や鴨もいてどれだけ見ていても面白くて飽きません。
こんなに沢山の白鳥さん、私たちを癒してくれて有り難う。あなた達がいなくなると寂しくなりますが仕方がありませんね。旅立つ姿を見られなくて残念です。きっと池田の上空を飛んでいくのでしょうね。
パンを買って行ったので丘に上がっている鴨に与えるようにと一切れを母に渡したら自分で食べてしまいました。そうね、もったいないもの、その方が大正解でした。
午後からは少し風が冷たくなって寒くなったので、母も早々に車の中に引き上げました。私たちは近くの雑木林で目的のつるの収穫に精を出し沢山採取しました。山菜採りと同じく取るのは楽しいが、後の始末きっと大変でしょう。
帰宅する途中、同じ白鳥湖の上流にいる白鳥も覗いて行きました。こちらは流れが無くゆったりとしているのでのんびりしていました。今日も二羽の白鳥が向かい会い、羽根を広げバタバタしながら鳴き声を発しています。この動作は初めて見ました。面白いほどいろんな動作をするので、観察している私たちは適当に解釈しているのですが、今日のは解釈の仕様がありませんでした。白鳥の生態を一度調べたくなりました。


夕方案の定つるの仕分けが大変でした。寒い中、絡まっているツルをほぐすために戸外で作業をしていましたが、まったく根比べですね。よくそこまですると感心してしまいました。きっと素晴らしい作品ができるでしょう。


3月4日(金) 雪のち晴れ       久しぶりの池田行き

昨夜は帰ってきてからボーリングの試合があったり、見たいテレビがあったりしたので池田行きの準備をする時間がなく今朝になって大慌てをしてしまいました。外は雪です。夫からも電話で池田も雪の知らせ。一瞬困ったと思いましたが春の雪そんなに積もらないだろうと勝手に判断していました。いいのか悪いのか天気予報をあまり見ないのでつい楽天的になってしまいます。
なんだかんだと準備をするうちに予想通りに晴れてきました。富山から池田まで途中は雪の心配は全くありませんでした。
白馬の道周辺はさすがに沢山の積雪がありました。こんな時期でも道路工事はやっているのですね。あちらこちらで片側交互通行があったのですが平日のため交通量も少なかったため、比較的早着く無事池田に着くことができました。
池田はうっすらと積もって雪の形跡がありました。

到着してまずびっくりしたのは夫の「つる細工」です。ホームページで紹介があったのですが、実際に目の前でみると本職顔負けという感じでした。「この籠にアレンジフラワーを飾るとすごく良い」などと得意そうです。この意欲がエネルギーになっているのですね。小さい籠から今度は丸い大きな電球のカサに挑戦しているとのことです。
その後外出したついでに「つる細工」を教えてもらっている先生に作成を依頼されていた「カサ」を届けたのですが「性格ですね」とびっくりしていました。性格というのは几帳面ということらしく、初めてでこんなに上手に作る人は少ないそうです。褒められるとますます燃える夫の性格をよくわかっていますね。4月に行われる展示会に是非出品を頼まれている様子、夫の凝り性は当分続きそうです。
母は夕方デイサービスから帰りましたが、疲れたようで少し休んでから食事にしました。
久しぶりに3人でお笑いのテレビを見ていましたら「ひろしです」が出ていました。話には聞いてはいましたが顔を見たのは初めてです。なるほどネタも顔も暗そうで面白い。母も夫に「あんたもひろしか」と言って喜んでいました。美味しいイチゴも食べて満足しました。


3月3日(木) 晴のち雨        お楽しみ会

2〜3日前からドキドキそわそわ落ち着かないでいましたがとうとう今日になってしまいました。毎年職員と入所者が一緒に余興を楽しむ「お楽しみ会」の日です。
私にとっては最後ですので大分前からの宿題になっていた「沖縄の踊り」を発表しなくてはなりません。友人から流球舞踊「四竹」のビデオを借りて練習をして、紅型の衣装は里の母から送ってもらって準備は万端整ったのですが、いざ本番にむけて実際に衣装を着たりしたところ上手くいきません。里に電話をして着方を教えてもらったりしましたが初めて手にするので話がかみ合いません。焦ってしまいましたが何とか切り抜けました。
衣装を着て花笠をかぶったら全く本物の舞踊家に見えたようです。踊りの方も途中少し間違え、ごまかして踊っていたのですがみんなは初めて見ることですのでわからなかったようです。「よかった」「よかった」なんて声をかけられると嬉しいやら恥ずかしいやら。
「お楽しみ会」では、めずらしい踊りを一つ加えたり、例年の劇をデイズニーパレードに変えたりしたのもよかったと思いました。とにかく好評で終わってほっとしました。
例年のようにお菓子を食べながらではなく、集中しようと言うことで何にも出さなかったのですがみんな楽しそうにしていたので職員一同胸をなで下ろしました。
今年は自分も担当にもなっていたのでしが、とにかく楽しもうとオープニングから最後のデイズニーの音楽パレードまで出ずっぱりでした。オープニングでは「マツケンサンバ」を踊り、最後のパレードではフラッグ担当をやらせてもらいました。今まで何回もやってきたのにあまり楽しかったという記憶は残っていません。今年はいろんな意味で楽しかったし最後のいい思い出になりました。







"Smile" by Blue Pino Man

to top