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  8月26日(日) 曇り       母の納骨

母の四十九日を富山のお寺で行う日です。朝早く出発しないと間に合わないので軽く朝食をすませて出発しました。
昨日から栃木に住んでいる息子達親子も来てくれました。孫のゆうたんは先日17日に一歳の誕生日を迎えたばかりです。誕生祝をする予定で早めに来るように連絡をしてあったのですが、前の日に熱を出したとかで医者に行ってから来るという返事でした。神経質なのか確か結婚式の日も高い熱を出していました。
夕方やや遅くの到着でしたが、ゆうたんは比較的元気な顔をみせました。久しぶりの再会ですので、当たり前ですが大きくなっていました。人見知りが前より強くなったのか私の顔を見た途端泣き出しました。暫くすると泣き止みますが、熱のため気分も悪いのかご機嫌がイマイチよくありません。明日が早いからと早く休んでもらいました。

うちの車は大きい方ですが、さすがに荷物やチャイルド・シートをつけると一杯になって少々窮屈でしたが、翌朝早く2世帯乗り合わせて出かけました。息子の嫁は”富山は始めて”と言うので道中説明をしながらの旅でした。サービスエリア「有磯海」は海が綺麗に見える場所ですが、今日は曇って何も見えず残念でした。
途中時間調整の休憩をして予定通りに到着。お寺で母の写真と久しぶりの再会です。お花が届き、供物を供え準備が整った頃に親戚が順次到着しました。今日の法要は身内だけのささやかな法要です。
時間通りに法要が始まり、最後の法話で少々時間オーバーがありましたが無事終わり、すぐに墓に向かって納骨も済ませました。




その後、精進落しの食事会の会場に向かいました。娘と息子の孫3人が一同に揃い、子ども同士仲良く遊んでいました。法事の際、機嫌が悪かったゆうたんも食事会の場所では元気になり大はしゃぎ。まだ歩けなかったのにつられて2〜3歩くようになりました。
母の話より子ども達の騒ぐ姿の方がみんなの気を引いていたのですが、とにかく皆が元気な顔を見せてくれただけでもよかったと思います。ただ妹の子ども達が都合で参加できなかったのが残念でした。


終了後に亡き弟の家に全員集合して休憩をしました。みんなが休憩をしている間に私は息子とともに嫁さんに富山を案内することにしました。
全部は案内できないので、とりあえず呉羽山から富山の景色を見て、栃木にはない市電や最近出来たので息子も知らないライトレール(郊外と市内をつなぐ電車)を見てきました。時間がなくて乗れなかったのですが写真にバッチリ納めてきました。積もる話もあり話は尽きませんでしたが、また来年の再開を誓って帰路につきました。
少々疲れたのか車の中では息子達は睡眠モードでしたが、夫だけは緊張感が残っていて頑張って運転をしてくれました。一部息子と交代したところもありましたが今回はすべて夫が総指揮者でした。




  8月18日(土) 晴れ    孫、合宿最後の日

一ヶ月近くも雨が降っていなくて、全国的にとても暑い日です。うだるような暑さとはこのことでしょう。
娘が滞在中に子ども達を連れて国営「アルプスあづみの公園」に行って水遊びを楽しんで来たらしく、孫の璃乃はまた行きたいとせがんでいます。孫は一週間「林間学校」のつもりで置いてあるので親離れ・子離れを経験するのはこれが初めてですので親子共々夜になると電話で泣きながらの会話です。
実際に一人を経験するのは4日間だけでしたが、じいちゃんと一緒に自分で作った時間割にあわせて算数・国語・理科などの勉強を頑張って来ました。
昼は元気よく頑張っているのに、夜になるとやっぱりホームシック、メソメソが始まります。その都度話をすると「わかった」と泣き止みますが、また次の日も同じことの繰り返しでした。


今朝の電話で、明日迎えに来るという声に元気を出して「あづみの公園」に行くことにしました。暑くなるので午前中に行ってくることにして、璃乃とじいちゃん、のり婆と3人で出かけました。
午前中といっても昼近くになっていたのでとても暑くて外に長くはおれず、主に建物の中で昆虫展の見学をしていました。いろんな工作に挑戦するコーナーもあり、ゆっくり見学すると一日はかかりそうでした。土曜日のため親子づれが多く、少し離れた場所にある公園で水遊びを楽しんでいる家族もいました。ぬれた服はお父さんが持って、パンツだけになってくる女の子もいました。持ち歩くうちに乾いてしまいそうなくらいの猛暑です。
孫のお目当てはアイスクリームが食べたかったようで、見学のあとは念願のアイスクリームを食べてお土産を買って帰ってきました。
一人で留守番が出来ないので、朝から晩まで付き合っていた夫は疲れたようです。あと1〜2年もすればもう少ししっかりするでしょうからそのときはまた違う付き合いが出来ることでしょう。




  8月16日(木) 晴れ       久しぶりの再開

お盆も終わり娘は昨日富山へ戻りました。いよいよ本格的に一人になった孫。帰りには車に乗る寸前まで親子で抱き合ったりして別れを惜しんでいました。「一緒に帰る」と言って帰っていくのではないかと思うほどでしたが余程の覚悟できたと見えてそのまま残りました。
生意気な事を言っていても夜ははやホームシック。寝る前になって突然泣き出しました。夫が抱っこしていろいろお話をしているとわかったと泣き止みますがすぐ寂しくなる様子でした。
しかし昼はいたって元気です。今日は夫の富山での教え子、Sさん家族が来る日です。お盆に富山に里帰りして東京にもどる途中立ち寄るのが今では恒例になっています。
ある程度大きくなった子どもさんは親との行動を嫌がりますが、いつも親子3人での行動、孝行娘ぶりにいつも感心しています。小柄できゃしゃな娘さんはとてもそんな風には見えませんが、来春は大学受験だといいます。今行きたい大学を模索中だそうです。一人っ子、親も力がはいりますね。


今まで訪ねてくれた際は母が傍にいたので一緒に歓迎していたのですが、今年は一人減って寂しくなり、仏壇におまいりをしてもらいました。
孫は一緒になって迎え、相変わらずの雄弁を披露しています。「言葉が豊富だね、いろんな表現をよく知っている」とお褒めをいただきました。
近くのレストランに食事に行った折、会話の中でSさんが「おばちゃんは高校生の時おじいちゃんに教わったんだよ」と孫に言いました。「じゃ、頭がいいんだね」と大人でも考え付かない返事が返りました。「え、どうして」「じいちゃんは頭がいいんだよ」・・・こんな会話聞いた事がありません。びっくりです。いろいろ教えてもらっているので子どもなりに「偉い」と思っているのでしょう。(それともこれから世話になるのでゴマをすっているのでしょうか)これを聞いていた夫は「そうだ、そうだ」と言わんばかりの顔。誰でも褒められて悪い気を起す人はいないので「褒めて育てる」子どもに教えられた一こまでした。
その後はすっかりうち解けて一緒に絵を書いたり、テレビを見たり、そして娘さんの小さい時遊んでいたおもちゃをもらう話にまで発展していたようです。


  8月7日(火) 晴れ       出入り口ついに完成

ようやく真夏日がやってきました。家の中は比較的過ごしやすくなっているのですが、ついアツイアツイを連発してしまいます。夏は暑いに決まっていると言われそうですね。
暑い地方での夏の生まれ、暑さは平気ですので夏ばてはしません。

今日は朝から「猫の出入り口」を作る工事に大工さんがやってきました。大分前から依頼してあったのですが、商品の入手が遅くなり延び延びになっていました。ついでに猫が引っかいた柱の補修も一緒にやってもらいました。ハルちゃんは、玄関や台所でトンカチ音がするのを横目に通過してしまいます。自分の為の工事をやっているのだから挨拶くらいしなさいと言いたくなります。

大工さんに留守番をお願いしてしばし外出。子ども達に採りたてのトウモロコシを送るため郵便局に寄ったり、挨拶が遅れていた親戚用の買物をして発送しました。

帰宅したら壁をくり貫いて本格的な工事がすすんでいる様子でした。一日で完成予定だといいます。ついでに電気の配線変更工事も一緒にやってもらうので電気屋さんも来ておおがかりな工事になりました。
昼から仕事に出かけ、夕方帰る頃には仕上がっていました。さすが大工さんにはいつも脱帽です。
さて問題は猫がこの出入り口をうまく利用してくれるかです。外に出る時は押せば開き、中に入る際は首輪につけてあるセンサーによって、猫が近づくとロックが外れて頭で押して開くようになっているのです。
さっそくハルちゃんに訓練をしてみましたが、やっぱり入ろうとしません。センサーが自動的に開けてくれるといいのですが、ロックが外れるだけで後は自分の頭で押し開けて入らないといけないのでちょっと難しいようです。誠に便利なようですが自分で操作するには時間がかかりそうです。
やむなく常時テープで止めて開けっぱなしにしておくと、何とか通って行くようにはなったので、もう少しそのまま様子を見ることにします。




  8月6日(月) 晴れ       患者の立場に立った医療を望む

3月に風邪を引いた後から喉に痰が絡むようになり、治療を受けていました。しかし、なかなか完全には治癒せず、時々息苦しくなったりしてずっと引きずっています。
今の主治医が勤めている病院が新築移転しました。新しいところで今月の一日から開院したので早速受診しました。
この病院は歴史がかなり古いようで、特にリュウマチや痔が専門のようです。松本城の近くにあった時は建物が古く陰気臭い感じでしたが、その割には患者が多く、駐車場が足りないくらいでした。しかし、今は立派な大きな病院になりました。駐車場が広くなったのに相変わらず満員です。
開院後まだ日が浅いせいか駐車係が沢山いました。中の受付も今流のコンピューター方式で診察室も番号で示してあります。お年よりはなかなか場所がわからないので、ここでも案内係が立っています。
この病院では産婦人科が健在ですので、お腹の大きい患者さんが目立ちました。内科の主治医も「コンピューターも全部新しくなったので振り回されていますよ」と大変そうでした。
前の薬を変更して様子を見ることになりました。これですっきりすればいいのですが。
この病院は民医連とは少し違いますが、医師・看護師・受付も親切でまあまあ良心的なうちに入るかも。当分はこの病院にお世話になります。

午後から洋裁教室です。病院からは近いので直行することにしました。少し早めに診察が済んだので用事を済ませてから行きました。
自分の七部パンツが出来上がったので今度は子供服に挑戦することにしました。とりあえず孫の遊び着を作る予定ですが、製図を引いてからですので夏が終わってしまいそうです。頑張らなくては。
先生の娘さんも東京のデザイン学校に行っているそうで、お母さんと一緒に教室にきて夏休みの宿題をしていました。仮縫いまでしていかなくてはいけないそうで、親子で話しながらやっていました。同業っていいですよね。先生も後継者が出来て幸せそうでした。
教室の隣が映画館ですので、夏休みということもあって親子連れで賑わっています。自分も教室が済んだら映画を見ようと思いながらまだ見ていません。見たい映画がいくつかありました。


  8月4日(土) 晴れ        味音痴の私

昨日は台風5号の影響で風が強かったのですが、こちらには影響もなく過ぎ去ったようです。雨が降りそうで降らないので毎日散水をしています。
夫は明日からまた夏期講座が始まるので今週のうちにと一生懸命農作業に精を出しています。イチゴは収穫が終わったら、つる(ランナー)が伸びてきます。親つるから子のつるが出て、また孫つるが出ますが、その子と孫つるを育てて来年の苗にします。毎日ポットに苗つくりをしてきて、今度はそれを植えつける作業です。いつか数えたら400本ほどありました。植えても植えてもきりがなく、全部植えるには場所もありません。希望する友人達にあげています。私が仕事に行っている間に作業をしているので私は全く手伝いができません。暑いのによくやっています。
今、夏野菜が旬ですが、一時全くダメだった野菜たちもこの頃ようやく成りだしたのでいろんな料理法を研究(オーバーですが)しています。とりあえず、トマト、トウモロコシ、カボチャなどで。
サラダや煮物の他では、夫はトマトのイタリア風スープ、私はポタージュスープに挑戦です。
ポタージュは前から何回か作ってはいるのですが、どんな風に何を入れたら美味しくこくのある味になるか試行錯誤をしながら作っています。分量を目分量で入れるので自分の味を作り出すのに大変です。その都度違うから舌だけが頼りです。私は貧乏育ちで何を食べても「美味しい」といって食べるので、美食家(?)の夫にしては信じられないようです。
午前中にうちで会合があるので、その際お世話になっている皆さんにスープをご馳走することにしました。夫は昨日からトマトスープを作っていました。私はコーンポタージュを作りました。昨日から煮詰めていたトマトスープはこくが出てきて美味しくなっていました。その点、今日急いで作ったコーンポタージュはこくがなかったようです。夫は「練習の時のほうが美味しかった」との反応でしたが、お客さんの方はどうだったか気になりました。しかし正直に反応する夫の舌がたしかです。もっと、もっと工夫が必要なことは間違いないようです。
何事もセンスがないとダメですね。頑張っても「苦手」はなかなか克服できません。苦手なものだらけ、料理も苦手、作るよりも食べる専門の方がいいで〜〜す。

午後から夜にかけて池田町は「あっぱれ祭り」です。一部の道路を通行止めにして、そこで各町内で練習した踊りを披露するらしいのですが、縁がなくてまだ見たことがありません。近所の方も隣町のお祭りの手伝いに行くと出かけました。
梅雨が明けたら夏本番、あちらこちら夏祭りで賑わっているようです。お祭りや旅行などいつか夫婦で出かけるのが夢です。

栃木にいる息子夫婦が「ブログ」を公開しました。子供の成長の様子をきめ細かに載せたいと言っているので嬉しいです。富山は比較的気軽に行けて孫の様子もわかりますが、遠いとなかなかわかりません。見ていると保育園の様子も手に取るようにわかるのでいいですね。自分達もことも含めて一杯書いてね。


  8月1日(水) 晴れ      これから暑くなりそう

8月に入りやっと夏らしくなりました。33度という事でした。本日関東甲信越地方の梅雨明けが宣言されました。今年は梅雨特有のじめじめ感があまりなかったので、梅雨の期間だったことを忘れていたのです。例年より12日間も遅かったようです。しかし夜には少し肌寒いのでまだ毛布を手放せません。
梅干をつけたら土用に三日三晩干すのが決まりのようになっていますが、今年は天気が悪く干せませんでした。少し漬けたのでこれから干すことにします。
今年の天候不順はいろんなことに影響を与えているようです。プールに行っている際、松川のおばちゃんたちの会話を聞いていると「今年は桃も甘みが少なく美味しいない。何もかもお陀仏じゃ」とのこと、農家の大変さを垣間見たようでした。家庭菜園では笑って済まされることでも農家は生活がかかっているので大変でしょうね。

母が亡くなって2週間余、毎日遺影の前で手を合わせています。仏壇に手を合わせる習慣ってなかったのでつい忘れそうになる場合もありますが出来るだけ忘れないように気をつけています。写真を見ているといろんなことが浮かんできて、生来の不器用さが目立って素直に表現できなかった自分が悔やまれます。時々思うのですが、愛と憎しみは紙一重かもしれません。

職場では「寿司の日」です。大量に作るので忙しい日です。
一日の寿司の日と言うのは勝手に店が設定しているので、お客にとっては関係ない感じです。いくらか安くなっているので、もう少し宣伝すればいいのにといつも思います。でも毎月のことですので、だんだん定着してきているのは事実ですが、それにしても宣伝不足は否めません。
先日、母がなくなって葬儀の際、会社からお花と香典が来てびっくりしましたが、そんな大事なことも本人に一言も連絡がありませんでした。自分ではパートだから関係ないと思っていたのでとてもびっくりしました。あとでよく考えてみたら、5月からコミュニティ社員になったことを思い出しました。
イオンの定年制が65歳になったからコミュニティ社員になるので書類を書くように言われ、ハンを押して提出しました。そのために慶弔規約に載っといて事務処理をしたのでしょう。年休も何日かあるらしくて、これまた何の説明もなく有給とついています。出勤する際、富山のお菓子を持って挨拶に行った時も「こんなこと誰もしませんよ」とけげんそうな顔をしていました。
「一時が万事」というのがありますが、この会社はあまりにも大きすぎて末端までいろんなことが行き届かない所かもしれないと、この頃感じます。職を退いてからこんな社員にならなくてもいいので面倒な事は聞かないことにしています。反対になにか引かれていないか給料明細をチェックしていますが今のところ問題になるようなな動きはありません。良いことをしている場合はもっと積極的にアピールをしてすればいいのにね。








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