私は農家育ちだから田植えは珍しくないが、夫は4〜5年前に千曲市姨捨のTさん宅で一度経験したので、これで2回目です。
持ち物の長靴は、前に購入してあったのが暫く使用してなかったので亀裂が入っていました。私は足に入るものがなく購入してなかったのです。今回は二人とも素足で入ることにしました。
田んぼにはすでに主催者側の方が来ていて、薪で味噌汁を作っていました。昼食付きというのはお弁当ではなく手作りのようでした。横にお釜などが置いてあったのでおそらくご飯もここで炊くのでしょう。
予想は当たったのですが、びっくりしたのは籾殻で炊くというのです。食事は私たちが田植えをしている間に担当者が準備。
この田植えは町も応援しているもので、担当課の課長さんも参加していました。ほとんどが知らない人20人近くの参加でした。
田んぼを見ると半分腐った草が浮いていて、手入れがされてなく、こんな状態のところに植えるのか不思議でした。
また驚いたことは一本植えだというのです。1本ずつ芽出しポットに籾を入れて芽出しをしたというのです。
30pくらいの間隔を取り植えました。勿論手植えです。種類は「餅米」で秋までのお世話は持ち主の方がして下さるので、私たちは収穫の時まで楽をします。秋には召集され稲刈り。手で刈り取りハゼにかけるそうです。1本植えは経験がないので、どれくらいの量になっているか秋が楽しみです。
田植えが終わり、昼食です。皆さんが持ってきた漬け物と、籾殻で炊いたご飯は美味しくこれも初めての経験でした。昔はこの方法で炊く家も多かったといいます。便利になったものだとしみじみ言っていました。。