久々に買い物にも行来ました。スーパーの駐車場も雪でがたがた、除雪が追いつかなかったようです。皆さんやっぱり閉じこめられていたのでしょうか、買い物客も多かったです。
赤旗新聞は東京から来るのですが、今日やっと配達されました。交通機関が各所で寸断され、特急も運休で届かなかったのです。2月、3月は休刊日がなかったので昨日は幸か不幸か配達が休みになりました。
いろんな行事が中止になっていたので、今日予定の映画会はどうなるのか気になっていました。連絡がないので予定通りだと思い出かけました。
年金者組合の初めての企画です。大町市も駐車場が開いてなくやっとの思いで駐車出来ました。
映画は「みんなで一緒にくらしたら」というフランス映画でした。ジェーンフォンダが40年ぶりにフランス映画に出演をしたという映画でした。予備知識もなく鑑賞。
2組の老夫婦、1人暮らしの男性5人の物語。 人生の終わりをどのように過ごすかを考え始めた5人が共同生活を始めた事から生まれる物語。
人生の後半にさしかかっていかに自分らしく生きるか考えさせられる映画で、特にタブーとされている老人の性にも焦点を当てた素晴らしい映画でした。
老いて大きな犬の散歩が出来なくなって世話係にドイツ人の学生をアルバイトに雇う。老人の中で生活する若者にいろんな難事がおきる。シングルの老人はバイアグラを手に入れてほしいと若者に頼む。そして一人の婦人は自分の性の状況を若者に話す。「夫とのセックスはたまにあるけど、ほとんどが自慰行為よ・・・と」「勿論そう言うときは昔の恋人を想像しながら」などと。若者はそれらを「年甲斐もなく」ではなく真剣に受け止め理解していく。「老いても性は枯れない」、性=性交ではなく、何気ないスキンシップの大切さがいかに大切が描かれていてとてもよかった。
邦画でも老人の映画は何回も見ているが、このように具体的に性を取り上げている映画は初めて見ました。閉鎖的な日本映画ではなく洋画だからでしょうね。