夏野菜の収穫がほぼ終わって、秋から冬にむけての白菜やキャベツ、レタスの植え付けも終わりました。
今度は来年に向けてイチゴやニンニクやらっきょうなどを植えるために耕している所は、相変わらず大小の石だらけ。前は田んぼだったというこの土地はどうしてこんなに石が出てくるのか不思議だらけ。まあコツコツやるしかありません。
畑には前からゴーヤーとヘチマ(ナーベーラー)が植えてあってゴーヤーより今はヘチマがどんどんなって自分たちだけで食べるには間に合いません。沢山取れました。夕方から松本で沖縄関係の集まりがあるのでいい機会。持って行くことにしました。
松本で「沖縄・学ぶ〜感じる〜つながる〜行動する」という集会が開かれました。平和のための戦争展中心地区実行委員会が企画した連続学習会です。今回はその第一弾。今回は沖縄特集にしたそうです。
中味は講演、三線と歌です。夜6時から9時までと言う集会ですが100名位で満員。さすが松本です。
遅い時間の集会でしたので、私はナーベーラーがなかったら行かなかったのかも知れません。でも初めて聞くこともあったので行って良かったのかな。ナーベーラーは沖縄の人でなくても食べる人がいるので完売しました。
講演は信州沖縄塾の伊波敏夫氏。沖縄を知るにはまず、沖縄の歴史を知らなくてはと言うことで「琉球から沖縄へ」と題して沖縄の歴史と文化を学ぶ会でした。
古くは縄文時代から琉球王国の成立、三山時代、大交易時代、琉球文化の開花期と盛りだくさんの話で皆さんの胸に落ちたか。自分の父親が古典音楽をやっていたと言うことで古典音楽の「散山節」のCDを聞かせてくれたけど難しくてよくわかりませんでした。
歴史を知ると沖縄って辛いね〜。いろいろ虐められた過去があるけどやっぱりいつも近くには音楽が有り、歌いながらやってきたので辛いことも乗り越えられて来たのでしょうか。
三線と歌のコーナーでは松本で活躍しているという「じんじん」というグループの紹介でした。3人グループで三線2人とキーボード。一人だけ沖縄出身で、他の人は長野出身だとか。
歌は沖縄民謡が主。シマンチュの宝、芭蕉風、島唄、サトウキビ畑など代表的な曲を演奏、最後はやっぱり「カチャーシ」、座ったまま手だけの踊りでしたが盛り上がりました。
素人のグループという感じでしたが一生懸命歌っていました。まだ結成して日が経っていないとか、だんだん上手になるのでしょうね。
リーダーの地域では、仕事が終わったらほとんどの家で必ず三線を奏でみんなで歌っていたそうです。音楽は地域に根付いていたのですね(うちの地域では残念ながらそんな経験はなかったな〜)。辺野古のたたかいでも三線があり、歌がありですよね、長く続ける秘訣でしょうか。
最後にチビチリガマの問題をどう考えるかと言う質問が出され、沖縄は広島と同じように平和教育が浸透しているはずなのに、子どもたちの心には落ちていなかったのではないかと。今中学生から平和教育の一環として信州と沖縄の中学生交流を進めたいと計画中とのことでした。
第2弾は10月29日、協立病院の具志堅先生の講演と映画が予定されています。その頃は沖縄に行っているので残念。